🐾Cat.6✨猫の鎮痛剤 そして下僕の鎮痛剤✨

 みなさんこんにちは。今日は鎮痛剤の話題に飛びますよ。にゃーん。どうしても書いておきたかった! 耳もとで誰かがささやいたから!


 実は今朝、ひや汗をかきました。ものすごく壁に頭をぶつけたいことをやってしまいました。こんなことは覚えている限り初めてです。昨夜、アセトアミノフェン200mgを二錠と、セレコキシブを一錠、寝る前に飲もうとしてPTPシートから出したんですね。いま楓から目が離せないので、キッチンでそんなことをしつつも、目線は常に部屋をうろつく楓姫さまから離しません。そして姫が脚を舐める気配を感じるやいなや、下僕はぴゃーっとお姫様のところへ飛んでいって、「だめよだめよだめなのよー」とお尻をなでなでします。(語弊はあります)


 楓はそれでなんだか楽しくなってしまったようで、そのまま二階へダッシュで駆け上がって行ってしまいました。はい、追いかけます。二階へ。うろうろと部屋を探検する彼女を追って、冷気漂う二階でうろうろと。う! スリッパをはいてこなかった! 凍える! 凍る! と足裏をにっぱにっぱさせながら、彼女の気が済むまで付き合い、一階へ下りました。


 こんな感じが日常なんですが。私はあろうことか、そのあと、そのまま寝付いてしまいました……! 机の上にPTPから外したアセトアミノフェンを置いたまま!!!!!!!


 はい、ご賢明なぶにゃんの方々の中には、すっとわかっていただける方がたくさんおられると思います。ん? なんのこと? と思われる方は、今日! 今! この瞬間に! ぜひ覚えて行ってください。


 アセトアミノフェンは猫にとって猛毒!!!!!!!

 アセトアミノフェンは猫にとって猛毒!!!!!!!

 アセトアミノフェンは猫にとって猛毒!!!!!!!


 カロナール、PL包、各種風邪薬……。アセトアミノフェンは、人用の薬の中に相当含まれております。覚えてくださいね! アセトアミノフェンは猫にとって猛毒!

(あとチョコレートなど。好んでは食べないと思いますが好奇心が猫をも殺すのは有名です)


 あ、犬は大丈夫だそう?なんですが、猫はどうも代謝ができないとかで。命の危険があります。


 詳しくはお調べくださいませ。


     ♰


 はーい、また長い前置きでしたが、こんな冷や汗ものの失敗をしたからこそこれを書いておこう!ということになったので、きっとこの情報がどなたかの役に立つと信じています!


 さて、本題。猫の鎮痛剤についてです。獣医師の間では、なにやらまことしやかに、「猫は痛みを感じにくい」と考えられています(人によりますが)。

 実際、猫は痛みのシグナルを、痒みのように取り違え?て受け取るようなことがあるらしいのですが、それでも私はちょっとこれには疑問。いやいやいや、絶対めっちゃ痛いってあるって!って思ってはいますが、ちょっとそのあたりはまた別の機会にきちんと話したいとは思うのですが、少しだけ。


《猫が痛いかもって疑うべき行動》

①お尻をうかせて体を前に倒してじっとしている

②突然びくっとして走り出す

③しきりに一か所を舐める

④触ると嫌がる場所がある

⑤冷たい場所を求める


①虹の橋をのぼった空のときに、彼は手術しましたが、お尻をずっとあげていました。おなかがめちゃめちゃ痛かったんだと思います。痛み止め? 退院後、手術をした医師はくれませんでした……。(抗生剤のみでした)他の獣医で後述する鎮痛剤をもらいました。(楽になりました)


②楓が関節を時々いためるようで、突如動かなくなることがあります。どうもぎっくり腰みたいな感じだと思っていますが、猫ってその痛みの原因がわからないので、その痛みから逃げようとしてダッシュしたりします。大変です……。


③不快感から舐めます。執拗に舐めます。なにかあると思います。ただの皮膚炎でなく、内臓や関節などに痛みを抱えている可能性があります。疑いましょう。


④明らかに何かあります。暮は口内炎で、ずっと口がとじられず、涎を出していました。保護したときから歯が半分以上なくて、口腔内はただれており、声も変でした。悩みましたが、4本の犬歯と、右奥の上下一か所のみ残して、11本(本来は30本ある)残っていたうちから、さらに5本抜歯しました(二年後くらいです)。もうカリカリは食べれない。一生ウェットかも、と獣医師には言われていましたが、小さめのカリカリを食べてくれています。ちょっと嚙んだりもできます。(奥歯の一か所)

 獣医さんによると、猫に対しての虫歯治療をやっている病院は、おそらく関東圏にしかない、とのことです。口内炎のひどい場合、抜歯を進められることがあると思いますが、怖がり過ぎずにきちんと検討しましょう。丸のみすることそれ自体にはそこまでの影響はありません。むしろ口内炎が骨まで達し、頬の骨が溶けてくるとか、穴が開いてくる、というところまで行ってようやく外科手術を選ぶ、というような飼い主さんのブログをみちゃうと、涙が出てしまいます。腐蝕や炎症をできるだけ早く食い止めてあげましょう。


⑤熱がある場合は、暖かい場所に行く気がしますので、冷たい場所を求める場合は体温が下がって死期が近いか、具合が悪いです。気持ち悪い場合も。病院へ行きましょう。痛い場合もあります。


     ♰


 で、ようやく猫の鎮痛剤!


『オンシオール』という消炎鎮痛剤があります。犬用と猫用があり、全部で種類はいくつか(少し前まで3種類でしたが増えた模様)。味付けがちょっと違いますが、成分は同じです。5ミリ(小型犬用)、6ミリ(猫用)、10ミリ、20ミリ、40ミリ、あと注射用


https://my.elanco.com/jp/products/onsior


 動物病院で獣医師が点滴に薬剤を追加する場合、薬剤名まで教えてくれないことが結構ありますが、ぜひ聞いておきましょう。嫌がるような先生は、ちょっと考えた方がいいかもしれません。


 これ、とても良い薬です。猫用は6ミリしかないんですが、楓は体重が少し軽いのと、腎臓が弱っているので、5ミリをあげています。ききます。


 あんまりジャンプしなくなったなー、歳だから仕方ないかなー。と思っていたんですが、明らかにおかしいときにオンシオールをあげたら、5,6歳のときくらい走り回るようになりました。調子のいい時はあげていません。


 良い薬です。人間でいうロキソニンです。とても効きます。癌性の疼痛にもききます。ちゃんときくのは半日くらい。


 それくらいで!

 

 きちんとまとめられなくてすみません!


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