私はエクスカリバー。(構想してたやつ)
分かりにくいの多めです。載せれなかった構想したのをまとめて掲載しております。
モルドレッド反乱の日———
「エクスカリバー。これからどうするんだ。」
ガヴェイン卿がそう問いかける。
「私は...」
言いかけて、言葉を詰まらせた。アーサー王の子供だからと、よく一緒に遊んだあの子がどうして。
だが、王のために。私はやらなければいけない。円卓最強の騎士として。
「私もモルドレッドを殺す手伝いをしましょう。」
————————
聖剣を湖に返還する日—————
「ベディヴィエール卿。探しましたよ。」
「...!エクスカリバーさん...!」
「聖剣を返還しなければいけない、とアーサー王に言われたのですね。」
「えぇ...ですが...」
彼は涙ぐんでいる。
返したくないのだろう。返せばアーサー王はアヴァロンに旅立ってしまう。
そして、彼は湖の場所を知らないはず。アーサー王と私しか知らない、
名前のない、ただの場所。
「ベディヴィエール卿。私がやりましょう。」
「っ...!それは...!」
「すまない。」
私が剣の柄でベディヴィエールに一撃を入れた。
「がっ...?!」
ベディヴィエールがその場に倒れる。
マーリンに、幻術をかけて、自分がやったようにすればいいだろう。
私は、ある城の中にある湖を目指した。
————————
アーサー王がアヴァロンに行った日———
ある場所で聞き覚えのある声が響いていた。
「アーサー王は失敗だった!目先に囚われて誰の忠告も聞かないとは!」
ハハハと嘲る。フードを被った魔術師はアーサー王を導いたお方。マーリン殿。
「私の幻術でガヴェインを出したというのに。」
なんだと。
アーサー王が言っていた。
死んだガヴェインが夢の中に出てきたと。今は戦ってはいけないと。
だが、それが出来なかった。
聞きたい気持ちはとてもある。だが、マーリン殿は未来予知を使ったのだろう。
何も聞かずに私は踵を返した。
誰も信用出来ない。
私がいや我が聖剣を守る。誰かに聖剣の事がバレてしまう前に、我が事実を上書きする。
湖の場所に国を作ろう。そうすれば、我が死んでも湖を、国を守ってくれるはずだ。
我は死ぬまでこの国を守ろう。
名前は何が良いか...
我が守る国。騎士...そうだ、シュバリエがいい!騎士をフランス語で言うとシュバリエ、となる。
シュバリエ帝国。良い国名だ。
——————エクスカリバーは命が途絶えるまで、あの湖を守っていたという。
ある青年の呼び掛けに応えるのはもっともっと後の話—————————
僕が作るシュバリエ帝国 オレンジ @Orangers
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
同じコレクションの次の小説
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます