望んだ答えはないかもしれない。けれど事件解決のため、寿命を削って能力を駆使する主人公の姿は考えさせられる。たんに怪異を解決するだけでなく、生きる意味や目的をも示唆しようとする物語性は、たんなる〈能力バトルもの〉とは一線を画す〈リアリティ〉があるように思われた。個性的な仲間の活躍もおもしろい。この2052年という犯罪の増加する近未来で、主人公たちがどう生き抜くのか。ぜひ注目していきたい。
現時点での最新話まで読まさせていただきました。バトルよりミステリー寄りな作風で、主人公の能力や性格も独特だと感じました。警察ものである以上、主人公達の所属する部署や階級等はもっと詳しく説明した描写がそれらしくなると思います。
まだまだ序盤でこの先どんな展開が待ち受けるのか想像ができませんが、例えボロボロな体になろうといくつもの壁を乗り越え、突き進んでいく主人公のこれからの活躍に期待できるなと思いました。彼の望みは一体何なのか。ただただそれが知りたく、毎回楽しんで読んでいけます。