第3話
「、、あの、町田さん」
「なに?」
あぁ、町田さんたちの視線が痛い、
「あ、えと、話してるとこごめんね、これ橋本さんからで、、す」
そう言って、例のモバ充を町田さんに渡す。
よし、思ってた通り言えた。
なぜか最後、敬語になってしまったけど
「え、みおから?
あーーー!待って最高まじで、ありが
と!!!」
そう言って、抱きしめられる。
「あ、え」
理解が追いつかない。昨日も思ったけど、やっぱり橋本さんたちのようなひとたちは距離感がおかしい。
「え、加藤さん顔真っ赤じゃん」
と、町田さんの友達の1人に言われ、慌てて顔を隠す。
「えー加藤さんかわいいんだけど」
と言って、町田さんに頭を撫でられる。町田さんの顔は、橋本さんとは違う系統だけど、それでもものすごく整っているから、そんなことをされて照れないわけがない。
そこでタイミングよく、予鈴が鳴ってくれた。
「えー、もうちょっと加藤さんと喋りたかったのにー」
町田さんたちは大ブーイングをかましていたが、わたしは心底、助かった、と思った。
安らかに眠れ。 @cqvzy
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。安らかに眠れ。の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます