主人公は会社で新しい部署に異動となり、疲れきったサラリーマン。
愛する家族を喜ばせようとペンギンだらけの水族館に来たものの、仕事のことを考えては憂鬱な気分になってしまいます。
そんな時、目の前のペンギンの姿を見ながら思うのです。
「あぁ、ペンギンっていいよなぁ」と……。
私も仕事で疲れている時、同じように考えたことがありました。
エサをもらってよちよち歩いてるだけでキャーキャー言われていいよなぁって……。
そんな風に思っていた主人公と読者は、或る登場キャラクターから語られるペンギンの真実に愕然とするはず。
是非あなたも本作を読んで、ペンギンの真実に触れてください。