このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(312文字)
淋しさを覚えるその心のうちには自分にしかわからないものさしがある淋しさをかなしいと思い淋しくない状態を願うことがとても淋しいでも願わなくなったときそこには安らぎに似たまた別のさみしさがふらりとあなたを包んでいるそれをわたしは知っているような気がする
人はひとりでは生きて行けない。と、だれかが言う。しかし孤独も必要である。と、思う。わたしはこの詩にとてもおおきな安らぎを感じた。