応援コメント

†*☼...5...時を越えて墓前に誓う...(結)」への応援コメント

  • 田鶴さまの紹介で拝読いたしました。
    物語自体の良さもありますが、文章の雰囲気も格好良く惚れ惚れするものがあり、価値ある時間をありがとうございました。『死が二人を分かつまで』にはぐっと来ました。
    感想を書くには読み込み、語彙が足りず、いつかレビュー本文を入れるかもしれませんが、星だけでも送らせていただきます!

    作者からの返信

    お目通し&コメントありがとうございます(*'ω'*)

    たくさんお褒めいただき恐縮です……。
    本作はもともとスチームパンク系ダークファンタジーの想定で、ほぼタイトルだけ考えていたものを改変したという経緯がありまして。また歳の差恋愛というお題を成立させるにあたって「大人が子どもに手を出す不道徳」を決して魅力的なものとしては描きたくなかったので(それも被害者である子ども側が視点になっているので)、意識して固く冷たい文章を心掛けていました。

    何はともあれ、楽しんでいただけたのであれば作者冥利に尽きます。
    私としてはこうして感想をいただけただけで天にも昇る気持ちですので、それ以上のあれこれにつきましてはそちらの御厚意にお任せいたします。どうかご無理はなさいませんよう。
    改めまして、不器用な二人の遅れすぎた婚礼を見届けていただきまして、誠にありがとうございました。

  • コメント失礼します。田鶴さんの『迷える子羊の読書録』より参りました。
    あと、私事ですが現在連載中の中華風ファンタジー作品がスランプ気味でして。
    田鶴さんに助けを求めたところ、こちらの作品をオススメされました。
    私はハッピーエンドを書くのが苦手で……。メリバエンドにせずに、ハッピーエンドエンドにする技術を、こちらの作品で学ばせて頂きました。
    私が感じたことは、他のコメントで仰られているので割愛します。
    正直、前ページでは涙が零れそうになりました。切ないとか、悲しいとか、こう……上手く言葉にできない。ただ私の琴線に何かが触れたのだと思います。
    あのままヒーローが現れなければ、泣いてしまっていたでしょう。でも、読了した今も、まだ胸がぎゅっとなって、涙が零れそうになっています。
    人情の機微に触れる、素敵な作品でした。
    有意義な時間を過ごすことができて、お礼申し上げます。

    作者からの返信

    お目通し&コメントありがとうございます(*´ω`*)お返事遅くなりまして失礼いたしました。
    何やら有り難いご縁を賜りましたようで、田鶴さんには足を向けて寝られませんね……。

    >ハッピーエンドを書くのが苦手
    私も一時期は考えつく話がことごとくメリバだったのでわかるような気がします。この『硝子の剣~』にしてもストレートなハッピーエンドではありませんし(だから参考例として挙げていただけたのでしょう)。
    個人的な考えですが、主人公に試練を与えつつバッドエンドを回避することを『ロープを持たせてから崖下に突き落とす』と呼んでいます。つまり作者が解決手段を用意していない状態で困難や闇をぶち込まないという自分ルールです。

    実のところ、本作は弊創作内では例外といっていいほど主人公が受け身なので、最初は「フィーが墓前で号泣して終わるエンド」も考えていました。彼女は夫に歩み寄ろうとせず、何の改善策も講じないで、言われるまま冬眠装置に入っただけなのに、救われていいものか?と。
    しかしそもそも彼女が何もしなかった原因はザイワンという正直ヒーローの肩書きも烏滸がましいような男の所業のせいなので、ならば物語に対する責任を取るのはこちらだろうということで、彼にロープを持たせて蹴り落としました。それに彼のほうが年齢的にもずっと大人なので、こちらが責を負うべきなのは明白です。
    そして最後に手にする幸せに釣り合うように二人ともに不幸も与えました。ザイワンは国民からの信頼と生身の肉体を失い、フィーは我が子の成長過程を見られない、という具合です。

    世の中には崖下でしか結ばれないカップルとか、キャラクター自身が幸せを望んでいないこともあるので、必ずしもハッピーエンドを目指さなくてはいけないわけではないと思っています。創作というのは自由であるべきだとも思います。
    ただ「ハッピーエンドにしたいと思ったときにすらその道が選べない」のでは自由とは言えませんものね。
    ……ダラダラととりとめのない長文になってしまい失礼いたしました。しょせん何の実績もない輩の戯言ですので、参考にしていただけそうな部分だけつまんで、残りはお聞き流しくださいませ。

    >涙が零れそうに
    これが本当にもう驚いたというかなんというか、私自身も人様の作品に感情移入しまくって号泣するタイプなのですが、よもや自作が「される側」になろうとは夢にも思わず……。飲み込むのに丸一日要した(そして返信が遅くなりました……)幸せな愚か者です。
    それほどじっくりと物語に向き合っていただき、フィーたちの心に寄り添ってくださいましたこと、もはや感謝の言葉もありません。

    こちらこそ、このような辺鄙な作品に巡り逢っていただけたご縁に、改めて感謝申し上げます。田鶴さんへはもちろん、ご紹介に従ってあなたがお手に取ってくださったことにも。
    本当に、ありがとうございました。

    編集済

  • 編集済

    9月初めまで自主企画『そのドロドロ、過剰です⁉︎』を主催した者です。その節はご参加いただき、ありがとうございました。
    この作品は、ドロドロ愛憎劇というほどでもなかったかもしれませんが、私の性癖にかなり刺さりました。

    そこで、感想やレビューでお勧め作品を紹介する私のエッセイ『迷える子羊の読書録』でこの作品を紹介してもよろしいでしょうか?
    私のレビュー文が大体紹介する内容のベースになります。

    私のエッセイはまだ始まったばかりで、まだ多くの作品紹介はしていませんが、第1、2、3弾の紹介記事が以下のものとなります:
    https://kakuyomu.jp/works/16818093085464641449/episodes/16818093085531795117
    https://kakuyomu.jp/works/16818093085464641449/episodes/16818093085534324174
    https://kakuyomu.jp/works/16818093085464641449/episodes/16818093085873514506

    掲載に了承をいただけるのなら、今度の水曜日投稿を予定しています。それではご検討のほどよろしくお願いします。

    追伸:承諾いただいてありがとうございます。嬉しいです。
    ドロドロ愛憎劇でなくとも、冷たい敵同士の関係から成立した夫婦関係っていうのに私は萌えました。

    ご希望の注意書き、付け加えておきますね。
    ちなみに私にはフィーとザイワンは「溺/愛」夫婦には見えませんでした。

    作者からの返信

    こんにちは。こちらこそ、その節は大変お世話になりました。
    やはり私にドロドロ愛憎劇は無理なんだと思います。何しろ根が脳筋ですので…。笑

    >エッセイ
    ありがとうございます! 当方は基本的に誹謗中傷以外なら何でも読者様のご自由にどうぞ、というスタンスです(*'ω'*)
    むしろお声がけいただき光栄です。

    あ……でもひとつだけわがままを言わせていただくと、溺/愛という部分に関しては『作者はそのつもりで書いていない』旨の一文を加えていただけませんでしょうか……。
    (それくらい苦手なコンテンツでして……)
    もちろんご無理にとは申しません。もしかしたら読者様からはそのように見えるのかもしれませんし、わざわざお手数をおかけしてまで否定するのもバカらしいと言えばそうなので……
    最終的なご判断はお任せします。

    ……という具合でよろしくお願いいたします。
    そして改めて、フィーとザイワンの行く末を見届けていただいたことにも御礼申し上げます。ありがとうございました。

  • 当企画にご参加ありがとうございました。
    面白くて一気読みしてしまいました。
    ファンタジーは世界観を掴むのが難しいのですが、
    すんなり入ってきて、フィーとザイワンの複雑な関係も
    とても良かったです。
    素敵なお話をありがとうございました😊

    作者からの返信

    お目通し&コメントありがとうございます。返信が遅くなりまして失礼いたしました。

    普段は世界観をこねくり回すのが大好きなのですが、これは文字数の規定のあるコンテストに提出した作品なので、なるべくシンプルにさせていただきました(でないと世界の説明だけで文字数を使い切ってしまいかねないので……笑)。
    ロマンスとしては読みくちが苦めなので恐らく人を選ぶ作品ですが、楽しんでいただけたのであれば光栄です(*´▽`*)

    こちらこそ、不器用な二人を見届けてくださって、ありがとうございました。

  • フィルガレーデの気丈さが切なかったです。一人で立とうとする彼女はとても魅力的ですね。政務のほうは、ザイワンに取られてしまったのでしょうか。でも、それでも気丈だっただろう彼女がやはり素敵です。

    それにしてもザイワンはズルい。フィルガレーデの本心が、と言っておきながら、貴方も本心を言わなかったじゃないですか。言ってもフィルガレーデは信じなかったでしょうけど。

    硝子の剣、鉄の円冠。小道具が好きな私には、とても心惹かれるモチーフでした。

    作者からの返信

    お目通し&コメントありがとうございます(*´ω`*)

    政務>右も左もわかんなくてこれから覚えようってときに、もうある程度の感覚を持ってるザイワンが居たら出る幕がないですからね。ザイワンは外国人でヴェーレンの地理には詳しくないですけど、それでも「臣下の上奏に対して充分な判断をするために必要な情報は何か?」がわかっていれば適切な質問ができるので、それすらわからないフィーより遥かに上手です。
    フィーも政務に携われるように必死で勉強したでしょうけど、成果が実を結ぶ前に倒れてしまったのだと思います。たった三年ですから。
    このあたり、ザイワンがストレス与えまくったからでは?と思わなくもないですね。

    『歳の差恋愛を成立させるために相手役を最低男にする』からスタートしてる作品なのでザイワンは本当にどうしようもない男です(;´Д`)王子が生まれて初めて「息子のために良い父親になりたい」と思い至ったアホです。自分のように、王と妃の仲が冷え切って落ちぶれたすえ他国に売られた、みたいな惨めな思いを息子に味わわせたくなかったので。
    ところが仰るとおり、もうフィーには彼を信じられる心のゆとりがない。当然それは自分のせい。
    だから言葉じゃなくて態度で示すしかないと思って、冷たい態度に耐えつつ息子を育て、治療と研究に力を注ぎながら何十年何百年だって君を待とう、という心構えをしたわけです。バカですねぇ……。


    もともとタイトルだけ先に思いついてボツったネタでした。硝子の剣を提げたクールなお姫様のイメージ、ぼんやりスチームパンクかなぁという想定止まりで、当時はこんな話に仕上がるとはまったく思ってなかったです……笑
    ややマクガフィン気味になってしまいましたが、フィーの象徴としてはなんとかまとまった……かと。
    恋愛小説のタイトルじゃないだろ、いやでもそういう(甘さとは無縁な冷たくて脆くて痛々しい)話だし……みたいなブレが自分の中にないでもなかったのですが、惹かれたと仰っていただけて嬉しかったです。

    改めて、二人を見届けてくださってありがとうございました。