第5話 息詰まる銃後の暮らし&敗戦へ 🎌への応援コメント
価値観が一変。そこからの変わり身の早さが怖くもあり、したたかな強さとも取れます。でも犯人探しのような根っこの部分は同じですね。
作者からの返信
柊圭介さん、そうなんです、変わり身の早い人たちはいつも強いですよね。
深い読書から遠ざかり心が練られる機会が少ない現代人の浅薄が怖いです。
編集済
第4話 女子青年団長の千代子&アカの義雄には赤紙 🚩への応援コメント
ここにも見張り合う世間の怖さ……
密告した者には「ご褒美」なのでしょうか。
千代が健気で不憫でなりません。
作者からの返信
柊圭介さん、千代に、母に思いを寄せてくださってありがとうございます。
地域の住民同士に見張らせる……こんな効率を考えた頭脳が恐ろしいです。
第2話 洞窟の少年からもらった茸をめぐるひと騒動 🍄への応援コメント
「砂の器」のような親子のその後が心に引っかかります。純粋な交流が社会の残酷な通例で仇になってしまう皮肉、心に刻まれてしまいますね。
作者からの返信
柊圭介さん、拙作にお越しくださったうえ、畏れ多くも松本清張さんの世界になぞらえていただいて……。m(__)m
母は自分ではほとんど過去を話さなかったので、周囲からのまた聞きを核にしました。
第6話 復員軍人との結婚&懐かしい人物との再会 🥼への応援コメント
ええ、こんなこと、あるんですね。奇跡のような出来事ですね。
色々、厳しいばかりだったけれど、最後にこんな希望があって、良かったです。
作者からの返信
たてのつくしさん、温かなレビューコメント&たくさんの星をありがとうございます。
わあ、拙い書き手の想いの底を汲み取ってくださって、とてもとてもうれしいです。
母は自分ではなにも語らなかったので、親せきや近所の人の話を骨格にしました。
不孝なむすめを少し許してくれたらうれしいな……。(´;ω;`)ウゥゥ
第4話 女子青年団長の千代子&アカの義雄には赤紙 🚩への応援コメント
千代も義雄も、素敵です。いつの時代も、卑小な人は卑小だし、素敵な人は素敵。
でも、人は、必ずしも、素敵な人に素直に素敵だとは、認められない生き物なのかもしれません。戦時中ならなおのこと。
作者からの返信
たてのつくしさん、心温かなコメントをありがとうございます。
仰せのとおり、あの時代に自分を貫くことはなかなか、ねえ。(';')
第2話 洞窟の少年からもらった茸をめぐるひと騒動 🍄への応援コメント
二人は、ただ、友達だっただけなのに。
幼くてさり気ないけれど、透明度の高い友情を、大人になると理解出来なくなる。
いや、本当は理解出来るかもしれないけれど、現実の厳しさが、それを消し去ってしまうのかも。悲しいです。
作者からの返信
たてのつくしさん、すてきなコメントをありがとうございます。
拙いものを最後までご高覧いただき、心から感謝申し上げます。
編集済
第1話 白樺派教育の余韻のなかの尋常小学校 🌳への応援コメント
しののめ、といいますお名前は、わたくしにとっては、ある種の謎であり、ノスタルジーでもあり、憧れであります。
学生時代、下宿のすぐそばに、その名前の由緒ある女学校がありましたが、聖地であり、禁則地でありました。
侵入して捕獲された近隣大学生の話とかもありました。わたくしではありません。
作者からの返信
やましん(テンパー)さん、さっそくのご高覧にたくさんの星まで、いつも本当にありがとうございます。m(__)m
いいところに着目してくださいました、苗字で現実性から少し遊離させたかったので。
うふふふ、お年頃の男子にとって女学校は、ねえ。
編集済
第1話 白樺派教育の余韻のなかの尋常小学校 🌳への応援コメント
千代は長女であるがために、臥せっている母親に代わり弟妹の面倒に明け暮れる。
その千代の楽しみは空想に耽り文章にすること。
信州に千代という地名があるが果たして関りがあるのか?
ああ、お母さまへの鎮魂歌とありましたね。
失礼しました。
作者からの返信
オカン🐷さん、さっそくのご高覧にたくさんの星まで、いつも本当にありがとうございます。m(__)m
そうなんです、生前は相性がわるいと思っていた母へ、本当に遅ればせの鎮魂歌のつもりでございます。
第1話 白樺派教育の余韻のなかの尋常小学校 🌳への応援コメント
上月さま新連載ですね。昭和の時代の風景が目の前に立ち上がってきます。また楽しみができました嬉しいです(。・ω・。)ノ♡
作者からの返信
あんらん。さん、さっそくのご高覧にたくさんの星まで、いつも本当にありがとうございます。m(__)m
打ち解けないまま逝かせてしまった母への、せめてもの鎮魂歌のつもりです。
第6話 復員軍人との結婚&懐かしい人物との再会 🥼への応援コメント
なんとまさかここで再会!千代の万感の思いがこちらの胸にもこみ上げました。
不条理な時代を経て、ようやく暮らしを取り戻してきた千代とかつての少年の再会が生きて行くことへの賛歌のようでした。
ぎゅっと濃縮された一時代の貴重な記録、今まさに読まれるべき作品です。ありがとうございました。
作者からの返信
柊圭介さん、多分に私事的な拙い作品をさいごまでご高覧いただいたうえ、卓抜で心温かいレビューまで賜りましてありがとうございます。
いつでしたか法事の席に招いた高齢男性が「あのころの千代さんはおっかなかったよ。旗を持って女史青年団の先頭に立ってさ」少し意地のわるい口調で暴露したことがありました。
母はなにも言いませんでしたが、むすめの自分は複雑な思いで……。
断片的な叔父叔母たちの話を組み合わせた青春に共鳴してくださって、母の魂魄もどんなに慰められているでしょうか。
遅ればせの親孝行を応援してくださり、本当にありがとうございます。