第21話 ついに家族に・・・ (日常・カクヨム) 

 ついに家族にカクヨムでの執筆活動がバレ・・・・・・・







てはいませんが、自分からカミングアウトするか悩んでいます。


 というのも、息子氏(春休み中の新高校1年生)が突然?物書きに目覚めたからです。


 息子氏は厨二魂全開なかわいいやつなんです。

 オタク気質で狙った獲物の知識はのがしません。


 アニメやマンガも好きなのですが、それ以上に魚・鳥・虫・植物・きのこに異常に詳しいんです。


 専攻?は魚です。


 お父さんが1人で定食屋さんに行き、そこで珍しい魚のメニューを見かけた時に、この魚知ってる?と写メすると「ああ○○ね、◇◇目♡♡科△△属。□□の調理して食べると美味しい。ちなみに尻尾には弱いけど毒が有る」のように事典みたいな事を、ちょっ早で送り返してきてくれます。


 私がカクヨムで書き始めた頃に、お父さんが執筆している事は秘密にしたまま「カクヨムというところがあるから、その知識を活かして何か書いて投稿してみたら?」と、それとなくすすめてみた事があります。


「えー?そういうのはいいかな」と、息子氏にすげなく断られてしまいました。そして逆にSCPというものを勧められました。


「絶対に面白いからお父さんも読んで!」


 SCP?

 SCPとはなんぞや??


 グイグイこられたので読んでみました。私の感想としては、『世にも奇妙な物語』的なお話がたくさんまとめてあるサイトのようです。違ってたらごめんなさい。SCP財団とかあるみたいだけど??


 娘ちゃんもSCPの事を知っていたので、学生に流行っているのかな?ただ単にお父さんが知らないだけで、すでに世の中に浸透しているのかな?


 ◇◇◇


 そんなある日、3月の終わり頃にお父さんがKAC2024のお題に挑戦して、お風呂にてスマホでポチポチとカイていると、息子氏がババーンっとお風呂のドアを開けて言い放ちました。


「俺、SCPに投稿する話書いたよ!今ラインでコミュニティの人に下読みしてもらってるところ!完成したらお父さんも読んでみて!」


「お、おぉ。わかった、楽しみにしてるね。 えっ!?ラインでって身バレするからまずいんじゃないの!?」


「大丈夫だよ、クッキーをいじって○○○して△△△してるから大丈夫。さすがに実名ではやらないよ」


「おぉ・・・そうか。身バレすると色々な被害にあうかもしれないから気をつけてね」


 クッキーってビスケットの仲間の事じゃないよな?パソコン用語だったはず・・・(お父さんはデジタル音痴なのでこの程度w)


 それにしてもカクヨムと投稿先は違うけど、物語を書くという共通の事を親子でやっているのは嬉しいな。


 という事で、お父さんがカクヨムに投稿している事を息子氏に話したくなりました。願望ですが、あーでもないこーでもないと、親子で語り合いたい。


 話した場合の、可能性は低いけどありえるかもしれないポジティブな反応。


「なんと! お父さん、月間利用者570万人のカクヨムで、『いただきます』っていう作品でジャンル別の週間ランキングで2位になった事があるんだぜ!?」


 エッセイ『いただきます』https://kakuyomu.jp/works/16818093073978529889


 家庭内ヒエラルキーが、たま・・にペット以下になってしまう事があるお父さんは、ここぞとばかりに自慢してすごい人アピールをします。


 嘘は言ってないけど真実でもない。


 利用者は570万人だけど、書いてる人数はそこまでいない。しかもその中でも書く人の少ないジャンルであるエッセイだ。少しでも家庭内でのランクを上げるためにはなりふりかまってはいられない。

 

 自分では本当に凄い事だと思っているから罪悪感はないのだ。


 そして「お父さんすご〜い!」の家族からの称賛の声!


 息子氏と、ちょい上からの目線で語り合う創作の日々。

 あぁ、楽しみだ。


 妄想おわり。


 

 続きまして、話した場合の多分こうだろうと思えるネガティブな反応。


 息子氏「ぎゃはははは! お父さんが恋愛小説だって! ウケる、似合わねぇ〜!!」


 お母さん、歩くスピーカー人間の為、翌日には親戚、友人達に話題提供。あっという間に知れ渡る事に。


 娘ちゃん、あらすじにも書きましたが新中学2年生だけどいまだに朝晩おはようとおやすみのハグをしてくれるほどお父さん好き。お母さんが怖い人なのでその反動かも。


 そんな娘ちゃんは、お父さんの女性関係には敏感です。過去にお母さん以外の彼女がいたということも気に入らないらしいのです。


 お父さんが高校生の時の体育祭のフォークダンスで、赤の他人のクラスメイトと手を取り合ってる写真を、お父さんの実家でおばあちゃん(私の母)に見せてもらった時など「うっわ!浮気現場発見!」などとプリプリしながら申しておりました。


 まだ書いたことはないのですが、いわゆる『チーレム』モノ(チート能力を駆使して、大勢の女の子を自分のハーレムにいれる作風の物語)を書こうものならきっと大変な事になります。


「うわっ! お父さんハーレム願望があったの!? キッモっ! お父さんちょっとそこに正座ね。 いい?アニメで見る分には面白いから私も好きだけど、あれはあり得ない創作だからいいの。 お父さんがそういう願望をもつのはキモいからやめてよ」


 いや、お父さんも創作なんだけど・・・

 ハーレム願望なんか無いよ?

 

 いや、正直に言えばほんのちょっぴり1ミリ程度は有るよ?でも日本じゃ現実的じゃないし、浮気しようものならお母さんに大事なところをちょん切るぞって脅されてるから浮気なんかしたことないし、しないよ。


 うん、有り得そうな未来だ。


  

 まあ、最悪家族にバレても良いような内容の話しか書いてないから家族だけならカミングアウトもいいんだけど、問題は家族以外に身バレしたら困るって事なんですよね。


 今まで何度か宣伝してますが、住宅の不都合な真実を描いた建築業界を敵に回すようなエッセイを、本エッセイ以外にも3つ書いていますので、身バレすると絶対に会社に迷惑がかかってしまうんですよね。


 それはまずい。


 その問題の度合いが私自身はわかってるので、外では絶対にカクヨムの事は言わないですが、子供やお母さんはそこまでわかってくれないと思います。


 『人の口に戸はたてられない』ということわざが有るくらいだから、一人に言えばもう皆様に身バレしたも同然と考えた方がいいでしょう。


 結論。

 少なくとも自分から家族に言うのは、残念ながらやめておいたほうがいいでしょう。


 息子氏と語り合いたいので、お父さんの事は伏せたまま息子氏の作品は毎回見させていただきましょう。


 

 建築業界を敵に回すような住宅の裏話的3つのエッセイはこちらです。


『地震に強い家ってどんな家!?』


https://kakuyomu.jp/works/16818023212172207110/episodes/16818023212172408730


シックハウス症候群をテーマにした短編エッセイ


『アレルギー体質の家族の為の家造り』


https://kakuyomu.jp/works/16817330669236786159


『続・アレルギー体質の家族の為の家造り』


https://kakuyomu.jp/works/16818023212490836508

 



 


 

 

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