第11話 点滴穿石[てんてきせんせき](料理)
前回は、『シャトルシェフ』という同じ鍋を2つ買ったよというお話でした。
まぁ流石にいきなり2つは買いませんでしたよ!?
一個買って使ってみたら、楽ちんさ&味の良さに心を奪われてもう一個、色違いの同じ鍋を買ってしまったのです。
ちなみに2つめを買おうと言い出したのはお母さんでした。夫婦のお気に入りの鍋でした。しかし、そこに悲劇がやってきます。
あれは3年前の事。私は実家で作っている梅干しが好きなので、両親に毎年送ってもらっていたのですが、もう梅干しも作らなくするのでそろそろ自分で漬けなさいと言われました。
そこでレシピを聞いて作り始めたのですが、梅を
そして・・・すっかり梅干しの事を忘れてしまい、そのまま鍋の中に1週間から10日位放置してしまいました。
梅干しは放置されていても無事でした。
ホッと一安心。
それから数日後、例の愛用のシャトルシェフ鍋で煮物を作った時、保温ケースの方に何故か少し煮汁がもれていました。よくよく鍋を見てみると、なんと!!ピンホール(極小の穴の事)があいています。
これは・・・お母さんめ、気合を入れすぎて鍋を洗いすぎたな??と思ったところでハタと気付きました。
やばい!!梅干しと梅酢のせいだ!!
いや、ステンレスに塩は良くないって事位知っていますよ!?さらに梅酢はアルカリ性だから、場合によっては鉄をもステンレスをも溶かすって事も中二病の基礎知識として当然知っていました。
ですが、たった数日(1週間以上は数日ではないw)で、まさか穴が空くほどとは思っていませんでした。ウッカリヤッチマッタぜ・・・どうしよう・・・すでにお母さんのお気に入りの鍋なのに・・・
結局、どうすることもできず、お母さんの大事な鍋を葬ってしまった事で、しばらくはポンコツお父さんと呼ばれる羽目に・・・
超一流→ポンコツへ
ということで、落差が激しすぎるお父さんのある日の日常でした。
皆さんも、ステンレス製の鍋を過信するのはやめておきましょう。学校のビーカーが、ガラス製なのには理由が有るのです・・・
(追記)梅干し置き場にして、穴を空けてしまった鍋は1つだけです。なので、今では残り1つの鍋をデイリーユースで使い倒しています。
◇◇◇
家造りを考える時に、家を新築する前に読んでもらいたいエッセイも書いています。
よろしければご一読ください。
建設業界の中の人が語る、地震や減災をテーマにした短編エッセイはこちら
『地震に強い家ってどんな家!?』
https://kakuyomu.jp/works/16818023212172207110/episodes/16818023212172408730
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『アレルギー体質の家族の為の家造り』
https://kakuyomu.jp/works/16817330669236786159
『続・アレルギー体質の家族の為の家造り』
https://kakuyomu.jp/works/16818023212490836508
◇◇◇
仕事中の失敗談から始まる、クスっと笑っていただきたい『危機一髪』なお話しはこちら。
短編エッセイ[リアルにタイムリープした!っと思った話]
『第1話 タイムリープ!』
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『第2話 異世界転性!』
https://kakuyomu.jp/works/16817330669174733688/episodes/16817330669266930209
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