第70話 嫁メイドと仲好しする2

「メルフィナの下着、俺が脱がしてもいい?」

「えっ!? 旦那さまっ!?」


 俺の欲望丸出しの提案にメルフィナは驚いたものの、口に手を当て視線を逸らしながらも、こくりと頷いていた。


 ゴクリ……。


 いざ、おパンツを下ろすという提案をしたが、俺の手は震えており、過緊張のあまり何度も喉を鳴らしてしまう。


 我ながら馬鹿だと思いつつも、かわいいメルフィナの恥じらう姿をもっと見たくなってしまったが故の行動だ。


 覚悟を決め、メルフィナの下着の紐に手をかけた。下着はシルクのような肌触りがすこぶる良い素材でできているようだった。


「ひゃうんっ!」


 あまりの肌触りの良さに俺は下着にキスをした。そんな俺の行動にメルフィナはびっくりしたのか、変な声を出してしまっている。


「やっぱりおしりも濡れていないか、確認しておかないとね!」

「えっ、旦那さまっ!?」


 俺は素晴らしいメルフィナのフロントビューを堪能したあと、後ろへ回る。前はメルフィナがスカートを託し上げていたが、後ろは下から覗き込めば見えるがすべて露わになっているわけではない。


「メルフィナがいけないんだからね。俺にみせつけるようなスカートを履いてきてしまったんだから……」

「あううう……」


 驚いているメルフィナをよそに俺は居酒屋か、小料理屋にかかった暖簾をめくるように彼女のスカートをめくる。興奮から震える手でスカートをめくった先にある光景に俺は感動した。


 桃である!


 おパンツからはみ出したおしり。俺に見られ、朱に染まった白い肌と程よい肉付きのおしりは食べごろのそれにしか見えなかった。


 腰を捻って、しゃがんでいる俺を見るメルフィナ。本当に偉い貴族がメイドさんを困らすようないけない遊びをしているように思えてきてしまう。


「メルフィナ、ベッドに手をついてくれるかな?」

「は、はい……」


 メルフィナがベッドの縁に手をついたことで、ちょうどおしりを突き出したことになった。


「う~ん……」

「あ、あの……旦那さま……お気に召しませんでしたか?」


 俺が唸ったため心配そうにメルフィナが訊ねてくるが、お気に召さないなんてものじゃなかった。


「お気に召すとか召さないとか、そんなレベルじゃないよ。もうこんなおしりを見せられたら、魂にまでメルフィナを愛する誓約が刻まれてしまったようなものだ」


 まるでスカートの短いJKがハンドルの低い自転車ロードバイクを立ち漕ぎしたようなメルフィナの姿勢に目頭を押さえるほど俺は感銘を受けている。


 メルフィナのおしりが描く美しい弧であり、柔らかなラインは雄々しい太刀と真逆で、俺が持っていない芸術性に嫉妬すら覚えるほどだ。


 おパンツのしわはおしりの穴に向かって集約される。それにより、おしりの膨らんだトップと凹んだ部分のコントラストが素晴らしかった。


 我慢の限界を突破した俺はメルフィナの足に手を回し、桃尻へと頬をつける。


「ああ……世界中にあるどの枕よりも最高の肌触りに柔らかさだ。もう天にも昇りそうになってしまう」

「あ、ありがとうございます……旦那さまによろこんでいただいて、うれしいです」


 天に昇ろうとしていたのは腫れ上がった俺の下半身ではあるのだが……。


 メルフィナのおしりの素晴らしさをさらに味わうため、俺はついにおパンツの紐を掴みゆっくりと下ろし始めた。


 マーヴェラス!!!


 桃を保護していた布は俺の手により取り払われる。だが膝の手前でおパンツを下ろす手を止めた。半脱ぎを維持したまま、メルフィナの愛らしい格好を眺めていると……。


 メルフィナは感極まったのか、涙がまたあふれてきていた。


「はうんっ!? 旦那さまっ、な、なにを……ん」


―――――――――自主規制―――――――――


 桃缶のシロップは甘くておいしいね!


―――――――――自主規制―――――――――


 余すところなく拭き取るとメルフィナはベッドへ上半身を突っ伏して倒れてしまっていた。


「ごめん、メルフィナがかわいくて愛ですぎてしまった……」

「いえ、旦那さまに拭き取ってもらえて、気持ち良かったです」


 息が上がっていたメルフィナだったけど、すぐに調息する。いつもより更に腫れ上がった俺の下半身を見たメルフィナは慌てていた。


「大変っ! 早く治癒しないといけません!」


 自分のことより俺のことを心配してくれるメルフィナはやはり騎士道精神にあふれた良い子だ!


 だが俺はそんな彼女にとんでもないお願いをしようとしていた。おしりを堪能したあとはやはり……。


「お願いがあるんだけど……俺の腫れをメルフィナのおっぱいで鎮めてくれるかな?」

「おっぱいでですか?」

「あ、いや……嫌ならいいんだ……」


「旦那さま……そんな私に遠慮なんてしなくていいんです」


 メルフィナはビスチェの紐を緩めると、俺の目の前に素晴らしきたわわをぽろんとさらけ出してしまっていた。


―――――――――あとがき――――――――――

うおぉぉぉーーん……MGギラ・ドーガを求め、買いにいったんですがなかったぁぁ!! 悲しい……明日も少し方々を当たってみようと思います。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る