第14話 😓反省会とボツ作の墓場
「ワトソン君! 反省会じゃっ」
「はい。午前様 いやセン」
「まず推しじゃ。以下の3つ!他にもたくさんあるので推しきれないゾ。おっと先程気が付いたが③はお題を出した先生ではないか」
「さすがですねえ」
① 住宅内見サバイバル / 山岡咲美
https://kakuyomu.jp/works/16818093073075395829
②【KAC20242】扉の向こうにあなたがいた / この美のこhttps://kakuyomu.jp/works/16818093073079607301
③怖い家の内見 / 春海水亭
https://kakuyomu.jp/works/16818093073075905508
「セン、では簡単に反省を」
「よし、まずKAC20241のパンツ(お題:3分以内に...)は論外として20242の住宅の内見の『かさね再び』じゃ。一言で言うと下手くそじゃ。詳細はボツ1参照、以上! そして二つ目、今日のショートショート、これも下手くそじゃ。詳細はボツ2に書いてあるので、またまた省略っ!!」
明日はがんばる×3 KAC20243とβ。そして読むゾと。
お休みなさい。
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(ボツ1 3/6 10:00 作成)
「はい、セン 反省会始めますよー Teams入ってください」
「……」
「聞こえてますかー、マイクONしてください」
「……たよ」
「え?」 >>> すでにこの辺で書いててバカらしくなってます。
「マイクONしたって」
「カメラは?」
「いや、カメラはOFFでいい」
「だめです。すぐ! キー打ち時間計ってんだから早くしてくださいよ」
「じゃあ」
「あー! セン、パジャマじゃないですか? 下はパンツ一丁? この寒いのに」
「だからカメラは切っておきたかったのじゃあ。今パジャマ穿くよ。知っとるか?
北海道は断熱暖房が効きすぎて冬の方が室内が暑いことがあるのじゃ」
「もう! 始めます。今日は昨日のKAC20242の作品の反省会です」
「一作目の赤パンツより良かったろ、知っとるかタイトルの由来?」
「『かさね再び』って、『七瀬ふたたび』にかけただけでしょ?」
「眉村卓のな」 >>> マジで眉村卓だと思ってました。この時点でダメージ大。
「筒井康隆ですっ」
『
読心能力を持つ七瀬の、超能力者仲間との交流や敵からの逃亡を描く超能力サスペンス。『家族八景』と『エディプスの恋人』も七瀬ものである。
「で、反省点は何じゃ?」
●反省1
「たくさんあります。まずはストーリー。自分に転生するって何なんですか?」
「苦しかった。最初は一度、1年間くらい転生してから戻ると考えたが、複雑になるので断念したのじゃ」
「あれじゃ、転生じゃなくただの生き返りでしょう。そもそも死ぬそぶりが微塵ともなかったのに。あんなの転生とは全く言えませんよ」
「そやねー」
◇ ◇ ◇ 実際の作品
僕「自分に転生できますか?」
女「え、自分に?」
僕「そうです。一度死んだ藤原 周に生き返るのはできませんか?」
女性は驚いたが、考えた。
そして答えが出た様だ。
「できる。できるよ、本当? いいの?」
◇ ◇ ◇
「セン、上の展開は無理があります。ここは本来下のようになりますよ」
◇ ◇ ◇ スムーズな流れ
僕「自分に転生できますか?」
女「え、自分に?」
僕「そうです。一度死んだ藤原 周に生き返るのはできませんか?」
女性は驚いた。
「あなた、バカですか? それじゃゾンビじゃないですか?」
僕「え?」
女「それにあなた作中後半は死ぬそぶりが微塵もありませんよ、一度殺しましょうか?」
僕「ひえぇぇぇ」 僕は逃げた。
●反省2
「センそれよりも深刻なのは、文章が下手くそ。稚拙です、意味もわかりにくい」
「ワトソン君、下手〇〇という言い方はちょっと」
「話をそらさないで。あなた子供の頃国語の成績どうだったんですか?」
「2じゃ。真ん中?」
「…… 真ん中? あなたの時代は何段階ですか?」
「…… 5段……」
「やっぱり」
―― 比較 ――
「あなたの作品に対して、人気作品の①~③の出だしを抜き出しました」
⓪<私の作品>
藤原周、24歳。無職。作家を夢見ている。
美しい川沿いの道の駅で、もう何か月も車中泊をしている。
こんな僕の元に、なぜか不動産会社の女性が時々訪ねてくる。 う~ん。
①「この先だよねタクミ」
新しく造成された大きな分譲住宅地をぬけ、黒のSUVが走っていた。
助手席に明るい髪色のショートカットの女性。
「そうだよミカ、内見に行くのはもう少し奥まったところなんだ」 ★★★
② 水谷蘭は夢の住宅内見会が開催されるという案内状を手に、ときめいていた。
ちょうど蘭は一人暮らしのアパートから脱却し、理想の家を手に入れたいと思っていたのだ。
夢の住宅内見会……そこには煌びやかな未来が待っているような気がした。★★★
③ 「実はね、あの家で人が死んでるんですよ……」
不動産会社の男は俺以外に誰もいないというのに声を潜めてそう言った。
三月、不動産会社の応接間のことである。
大学進学を機に上京することになり、俺は新しい家を探していた。★★★
① 住宅内見サバイバル / 山岡咲美
https://kakuyomu.jp/works/16818093073075395829
②【KAC20242】扉の向こうにあなたがいた / この美のこhttps://kakuyomu.jp/works/16818093073079607301
③怖い家の内見 / 春海水亭
https://kakuyomu.jp/works/16818093073075905508
>>>> ここまで来て、まだ自分に比較分析能力が無いことに気が付いた……
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ボツ2 (3/7 23:00作成)
A👈 or 👉B1話目
無限Under World [KAC] 1100字
その賃貸物件には妙な噂があった。作家志望者を優遇し、しかも彼らの夢が叶うという事、そしてその住宅の内見に行ってから帰ってこない人がいるという事。
とあるサイトの人達も結構行ったという噂なので、僕はその物件を見に行った。玄関前に担当者がいた。
「いらっしゃいませ、見学なされますか?」
「は、はい」
「こちらAの部屋とBの部屋があります。入口のドアに特徴が書かれておりますので、よく読んでお好きな方の部屋をご見学ください」
僕は各々の部屋の張り紙を見た。なになに?
『A:小説の妖精がいます。あなたの理想の小説を創り、あなたに読んでくれます』
『B:無限世界へ
え、裸? マジか。どうしよう。僕は周りに人がいないか確かめた。そしてA、いや迷わずBの部屋に入った。フッフッフ。
少し探して……あった! 飾り窓だ。
ごくりと唾を飲みこむ。
恐る恐る覗く。
「おぎゃー おぎゃー」
「いた! 僕の好きな女性! ――ってアホか。ただの裸の赤ちゃんじゃないか!」
確かにその赤ん坊は僕の好きな女性らしかった。しかし「生まれたままの姿」って、そう言う意味じゃないでしょ!
そう思った瞬間、僕は窓に吸い込まれた。
そして落ちる、落ちる、落ちる――
ドサッ
落ちたところは広い草原だった。
なぜか受付があり、ちょっとボーイッシュなお姉さんがいた。
「はい、いらっしゃい。君「B」を選んじゃったね。ブー、外れ。地底世界へようこそ。簡単に説明するね。この地底には無限に世界があるから。好きな所に行って適当に小説書いてボクのところに持ってきて。合格なら地上に返すから」
地底世界だって? 空もあるし、広いけど……
他にも落ちてきた人達が結構たくさんいる。
見たことあるサイトの利用者ばかり。
ねえ皆さん、なぜBを選ぶの?……
お姉さんが言う。
「わかる? カクなんちゃらの人達って、Bばかり選ぶんだよね。そんなに書きたいのかな?」
僕は言った。
「いえ、たぶん飾り窓に釣られたんでしょう。お姉さん、これ詐欺ですよねえ?」
お姉さんが言った。
「言葉を深読みしないからよ。ま、どうでもいいけど、ここの世界は無限にあるの。異世界、SF、ラブコメ、ホラーにドラマ……好きな世界に行ってみなよ、楽しいから。そして浮上したいなら頑張って書かないとね。でもボク自身は趣味でここでずっと書くのが好き。過ごし方も自由だから楽しんでね♪」
僕は思った。
(早く合格もらって今度はAの部屋に行こう。小説の妖精にも会いたいしね!)
「おーい。こんにちはー」
僕は草原をみんなのところへ走って行った。
了
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「だめっすね」
「ああ、だめじゃ」
(2024.3.8 1:00)
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