屋台の厄除け饅頭──
喫茶店の裏メニュー──
雑貨屋の黒猫のぬいぐるみ──
鏡屋敷のあわせ鏡──
各ポイントに存在する意味深なアイテム。
そしてミラーと名乗る少年と、赤い手形の付いた鏡が、まるで狂言回しのように行く先々で恐怖心を煽ります。
このお話を読んで、以前観た『ミラーズ』という映画を思い出しました。
鏡の悪霊と戦う主人公が、最後は鏡の中に永遠に閉じ込められてしまうというものでした。
このミラーという少年も、人を死の世界へ誘う鏡の異形なのでしょうか。
怖いけど、魅力的な逸品でした。
作者からの返信
映画「ミラーズ」知らないです。
気になる気になる。
あとでググってきますー
各ポイントのキーアイテムを
丁寧に拾っていただき、嬉しいです。
厄除け饅頭は近隣の厄神さんの
駅前イメージだったのですが、
ミラーとかコフィンとかタロットとか
西洋風に格好つけてるのに、
厄除け饅頭と皿屋敷が妙に…【和】。
(↑笑う所ですよー)
怖いけど、魅力的というお言葉に
やったー!と喜んでいます。
コメント、ありがとうございます。
【ミラーズ、怖すぎる…涙】
現存の場所指定ありきだったような気がしましたが、番町皿屋敷がメインとみるなら千代田区界隈?
鏡は毎日見るものなのに、なぜあんなにホラー味があるのでしょう。ないものが映ってる、あるいは真っ暗、あるいは知らない人が向こうから語り掛けてくるなど。
鏡が発明される前なら、水鏡が同じように、【怖いもの】として何かの恐怖要素を担っていたかもしれませんね。
作者からの返信
地元商店とコラボすれば
地域おこしになるのかなぁ…と
思ってました。
応募されてる作品を見て、
ご当地トリビアものだったんだ…!と。
子供も大人も楽しめて
イメージダウンにならない
ホラーを考えました。
鏡の怖さ、感じてもらえたなら
嬉しいです。
朝吹さん、
お読みいただきありがとうございます。
まさに、子供も大人も楽しめるホラーですね!ホラー短編のコンテスト用とのこと、バッチリだと思いました。
鏡って怖いですよね。子供の頃もしかり、大人になっても、暗い部屋などでパッと電気をつけた時、鏡が目の前にあるとギョッとすることがあります笑。子供の頃に読んだ民話だったかな、合わせ鏡の悪魔の話を思い出しながら読んでました。
最後まで漂う不穏な雰囲気。音声にしたら尚更引き立ちそうですね。面白かったです!
作者からの返信
私も合わせ鏡の怖い話は
子供心に印象に残っていました。
暗闇に鏡とか…怖すぎる!
話は変わっちゃうんですけど、
子供の頃、異世界というものは
何だか怖いものだったような気がします。
こちらに戻れても狂ってたり、
死んで発見されたり…
異世界=神隠しだったなぁ、と。
時代が変わると変わるもんだなーとか、
懐かしく思いながら、
子供の頃の異世界イメージで
連れて行かれる、攫われる恐ろしさを
書いてみました。
愛崎さんにバッチリと言ってもらえて
バンザーイです。
お読みいただき、大感謝です。
鏡屋敷の描写が、真に迫っていて怖かったです!
何枚も置いてあるだけで怖いですよねえ、鏡って……:;(∩´﹏`∩);:
空き店舗のある、ちょっと寂れた商店街でこれ聞いたら、ぴったり嵌りそうです。
少年ミラーは死神だったのか……
作者からの返信
怖い話でもよく出てくる鏡。
設置や撤去もしやすいので、
リアルに使えるかも、と。
コストもかからないので
文化祭のお化け屋敷にもお勧めしたい。笑
スマホを使える10歳くらいの子供を
イメージした時、
心霊写真や心理テストにハマった
小学生時代を思い出しました。
(↑コックリさんは怖いからやらない)
知らない人や、怪しいと思ったら
ついて行かないでね!という
メッセージもこめています。
時間があれば、地域トリビアを
盛り込みたかったのですが…涙
こよみさん、
お読みいただきありがとうございます。
ホラーですねぇ。違和感を覚えつつも、着実に不幸に向かっていく感じが良きです。
一枚、二枚のとこ、皿屋敷っぽいと思ったら皿屋敷風だった!
鏡って、神秘的であったり霊的であったりの、特別なアイテムですよね。
SARFのコンテスト、要項がわかりにくくて私もよくわかってないんですけど、この作品は地域を指定せず、汎用性を持たせている感じですかね?
脚本ということで、音の指定をしているとこが逆に(?)小説としても想像を掻き立てられました。
プロローグは小説寄りかな?すごく好きだったので、本編に含まれていないのがもったいなく感じるくらいでした!
作者からの返信
コメントありがとうございます!
実は先月に書いていたのですが
地域指定の作品ばかりだったので
ギリギリまで応募を迷っていました。
結局、地域トリビアを調べる時間と
別作品を書く時間がとれず、
すでに書いてたのを応募…
(こんなはずじゃなかったのに!)
どんな作品がどう音声化されるのか
楽しみです。想像つかない。
でも、きみどりさんの一作目は
かなり怖いことになりそうですよ…
鏡って、やっぱ怖い。布が掛かってるのはさらに怖い(>_<)
お話の中で一枚一枚布をめくってくの、止まらないのはいや! 絶望感が半端なかったです。
お話ありがとうございますー
そいえば好奇心で小さい頃、合わせ鏡にしてから顔っ込んで覗き見たんですけど、どこまでも続いていてぞーっとした覚えがあります。
Ⅹ.運命の逆位置。やっぱ進んじゃダメだったんですね。
作者からの返信
ミラー・コフィン。
逆位置の運命の輪。
何を意味するのか知っていれば…。
ブラックなホラーでしたが
お読みいただき大感謝です!
ちゃんと成り立っているのか、
実はドキドキでした。
怖くなっていたなら良かったです…ホッ。
えっ!矢口さん、
合わせ鏡されたことあるんですか?
私は怖くて見れなかったです…
編集済
ミラーくん?が全部『君には必要ない』と言ったのに、『忠告を聞かない』と言ってくるの、理不尽だけど選んだのは結局自分なんですよね。
ヒトこわでもあり、回避できたようでできなかった現象でもあり、ホラーの醍醐味みたいなものがぎゅっと詰まった素敵な作品でした!
鏡、怖い····(((・・;)))
作者からの返信
はい。
ミラー少年はプロローグから
一緒に来たら「死ぬよ」と
宣言してるんです。お気づきかな…
(↑あの世に選ばれたと言っています)
甘く囁いたり、焦らせたり、
スルーさせて、手のひらでコロコロ。
ほんとは助かる道もあったのに
「選ばなかったのは君だよ」、と。
巧妙な詐欺の罠をイメージしました。
魅力的な悪魔少年を描くのが
お得意な柚月さんに
素敵なホラーと言ってもらえて、
本当に嬉しいです。やったー
お読みいただきありがとうございます。