この作品の特筆すべきは雰囲気の切り替えですかね？
主人公の持ち前の明るさ、陽気さが掲示板の住民たちも交わることで飛躍的に面白い会話展開を繰り広げてくれて飽きない
反面、主人公のバックスクリーンに壮絶な過去と巨大な謎が隠れている…そしてそれを全面に押し出しすぎず、サラッと流すという使い方（？）がとてもいいと思いました。
戦闘描写も緻密で読んでいて満足感がありますし、空白…溜め、みたいなものを作って緊張感を高めるっていう技術がめちゃくちゃいいと思いました。それを使う場面もちゃんと激アツシーンすぎて鳥肌が経ちましたね。お上手です。
私が読んだ段階では登場人物は少ないですが、少ない分主人公に注目出来ますし、次の章…東城に行く章では主人公の周りにももっと人が増えそうで期待が高まります。
めちゃくちゃ面白い作品なので是非読んでみて欲しいです！