人のカタチに造られたものが負ってしまった“人の業”……。

口もきけず、人に似せられただけのモノ。
それに、人の情念がめばえたら。
人の勝手な行いでそれが燃えあがり、業火となったとき起こるのは……。

ヒトよりも、ヒトカタの方がおそろしいのかも知れません。