第14話 誰がために鐘は鳴る
りららはルイボスティーを飲みながら、春子に「自殺なんてしなきゃよかったのに」という。
あいはやはりと思ったがききたい、「なんで自殺したんですか?」と春子に不可解な問いをかけた。
春子は「私、好きな男の子がいたんです。大路未来君っていうんです」と言った。
あいは「何系?」ときく。
春子は「男の子ですよ、家系とかではなくて」という。
間があいた。あいは「聞いた私がばかだった」
りららは「あいちゃん、春ちゃんは天然。ただしあのお父さんの、流石は娘のあいちゃんも変」
春子は「未来君は、チックがあったんです。でも私、それでクラスの女の子たちが気持ち悪いっていいだして」
りららは「それで、春ちゃんは未来君は、‘ウインクがかっこいい’って言ったんだよね」
あいは「それ、なんか春ちゃん、未来君って男の子に嫉妬されそう」
春子はバツが悪そうにいう。「はい、しかもそれで、未来君、万引きをしちゃったんです」
a cup of coffee 小林飛翔(Al) @alpacahisho
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