第6話

担任に呼ばれた。


なんで昨日勝手に帰った。と聞かれたが彼女を介抱するためですとだけ言ってすぐに話を終わらせた。


クラスへ行くといじめっ子Aが彼女に話しかけた。


「昨日どんな気分だった?モデルとかやってるからって調子乗んなよ?」

「調子になんて乗ってない」

反論は弱々しく威圧感に負けている。


俺は言う

「これは明確なイジメだ。もう今後関わらないでくれ」

全力で威圧しながら


「調子乗んな」


押し倒そうとしてきたので勢いよく押し飛ばした。クラスメイトがいっせいにこっちを見る。だがお構い無しに言う。


「調子に乗ってんのはどっちだ。ただの嫉妬で人をいじめて、どんな気分でやってるのか理解しかねる。今後一切関わるな」


Aは涙目だったが無視して席へ戻る。


その後は何事もなく一日を終えた。

下校中

「ありがとね」

ただその一言だけ言われた。

「当然だ。約束を守っただけだ」

「それでもだよありがとう」


彼女は突然キスをしてきた。


「な、な、何をしてんだ」

我ながら動揺しすぎだ。

彼女は言った。


「お礼だよ」


その後一言



これからもよろしくね


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君だけは 椎名 @kotai_remonn

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