第16話 KAC2024お題ふたつめ

こんにちは、真野てんです。

KAC2024ふたつ目のお題は「住宅の内見」でした。こちらはKACスペシャルアンバサダーの八潮久道さんのセレクトだそうです。

ひとつ目のお題もそうでしたが、今年はお題が難しいというか、一筋縄ではいかない感じがまた楽しいですね。



自分も三年前に(ああもう三年か……)転居せざるを得ない状況に見舞われまして、その時に賃貸物件の内見を経験しております。何も置いてない伽藍とした生活空間ってちょっとワクワクしますよね^^


前回の書き出し指定よりかは幾分ストーリーを考えやすくなったものの、お題の必然性を考えるとなるとこれまた難物で「内見」を一要素として回収するのか、それとも「内見」自体をストーリーとするのか。


また昨今の事故物件ブームのおかげというか何というか、モロに影響が出るであろうことは最初から予想してたのでどうにかしてホラーは回避してやろうと思ってました。

そのうち三つのアイデアが候補として上がり、けっきょくその三つとも使わなかったというオチになります(ぁ


もしかしたら後のお題で使うかもしれませんけどボツネタ供養に披露しますと、まずひとつめはファンタジー作品。勇者に敗れた魔王が新しい拠点である城を見つけるべく、現代の不動産屋にやってくる話。ふたつめは幼馴染が一人暮らしを始めるというので、部屋探しに押し掛け女房的についてくる女の子の話。そして優良物件なのに家賃が安い。じつはモンスターが出没するダンジョンと繋がっていたという話。


どれも書きたかったなと思う反面、パンチが弱いなと。

最終的にみっつめのアイデアを一部修正して、勇者ロボの仲間として住宅に擬態している強化武装ユニットを紹介される、かつて勇者ロボと世界平和のために戦っていた少年という話に落ち着きました。

部屋の中にデカい顔が埋まっている光景を想像して、ひとりツボってました(ぁ

正直、主人公がかつて~ってのは後付けで、冒頭に伏線でも張っておけばよかったんですが、まあそこまでする内容でもないかと思って削りました。

短く収めたつもりでしたが、何だかんだで3000文字超えてるという。


さて三回目のお題はどんなものでしょう。

そして長編への道にも挑戦したいところですが、なかなかにして難しい。

モチベーションを上げるために応援よろしくお願いします^^



>勇者賃貸メゾンドソレイユ(KAC20242参加作品)

https://kakuyomu.jp/works/16818093073179038510/episodes/16818093073179147412

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