第15話 KAC2024始まりましたね

こんにちは、真野てんです。

タイトル通りです、KAC2024がスタートいたしました。今年はスケジュール的に幾分緩やかとはいえ、毎週襲ってくる締め切りに各参加者さま方が汲々とする様子が思い浮かびます。


さて、KAC2024の栄えあるひとつ目のお題は「○○には三分以内にやらなければならないことがあった」という、KAC史上初の書き出し縛りとなりました。


最初の一文を指定してもらえるというのは、書き出しやすいといったメリットがある反面、構成重視で小説を書いている書き手にはけっこう邪魔くさ、もとい、相当な嫌がらせ、いやいやそうではなくて、え~……難しいお題となりました。



>巨大化変身ヒーローはルールと地球を守る

https://kakuyomu.jp/works/16818093072917781307/episodes/16818093072918077026



KACへの参戦も今回で五回目となりますが(初年度は不参加)毎回、個人的な縛りを設けております。KACはその性質上、スピード勝負みたいなところがありますので、ある程度の縛りを設けたほうが発想しやすいこともあってそうしております。


・お題を曲解しない

・コメディであること

・時事ネタは書かない


2020年のKAC初参戦の際に決めた事柄なんですが、さすがに全部が全部という訳にはいきませんでした。というか二年目にはすでにこの縛りを忘れており、ただ「愛すべきバカ」という真野てんKAC作品の代名詞とも言える要素だけが残りました。

まあそれすらも去年はちょっと飽きてしまったので、最初のうちは回避していたんですが、読者さん側から「いつものアレはどうした」とツッコまれてしまう始末で嬉しい誤算でしたw


改めて上記のセルフ縛りを復活させたKAC2024。

メインのお題に加えて自由参加お題というものにも参加させていただきました。というかむしろこっちのほうが発想の助けになったのでありがたかったです。


「全てを破壊しながら突き進むバッファローの群れ」


アンバサダー春海水亭さんからの挑戦状ということで受けて立ちました(偉そう

作中ちょっと説明不足かなと思うこともありましたので補足しておきます。ネタバレになりますので未読の方はまず上記のアドレスから本作をお読みください。お願いします。あとお星さまもお待ちして(うるさい


元ネタはアメリカの言葉遊びです。

Kevin's English Roomというyoutubeチャンネルで紹介されていたお話を思い出したことから今回のお話につながりました。三分と言ったらカップ麺かウルトラマンしか思い浮かばなかったのでもう死活問題でしたね(ぁ


buffaloという単語には、動物のバッファロー(水牛)のほかに、他者を威圧するとか怯えさせる、脅威を与えるといった意味があり、同じ文字列を8つ並べると、


「バッファローのバッファローにいじめられているバッファローのバッファローは、バッファローのバッファローをいじめている」


という意味の文章になります。


さらに北アメリカに生息するのはアメリカバイソンであり、バッファロー市のあるニューヨーク州にはバッファローはそもそも存在しないというジョークなのかなと解釈もできます。が、一般的にはアメリカバイソンをバッファローと誤って呼んでいるだけの話らしいですw


ちなみにバッファローはアジアやアフリカなどに生息する短毛種の水牛であり、長い体毛に覆われるバイソン属とはそもそも別の生き物です。


あと個人的にちょっと気になったのは、


・自由挑戦お題に即した作品のみにご参加いただきましても第1回への参加とはみなされず、

 KACの各賞の対象にはなりません。

・また、春海水亭氏による特集ページへのレビュー執筆の対象からも除外されます。


・KACの各賞受賞や春海水亭氏による特集ページへのレビュー執筆を希望される方は、自由挑戦お題だけではなく、第1回お題「書き出しが『○○には三分以内にやらなければならないことがあった』」もあわせてご参加ください。


*カクヨムからのおしらせから参照


とレギュレーションにあります。

まだ少ししか参加作を拝読出来ておりませんが、各賞から除外される恐れのある作品が散見されますのでご注意ください。


それでは一ヶ月間、お祭りを楽しみましょう!


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