コメント失礼します。
人の業に醜さ、怨と恩、人ならざるものの価値観と実態。人の世に嫌気が差した彼女は人であることをやめたのは、怪異が見えた時点である意味の運の尽きだったのかもしれませんね……。
この最期の話をを見ていると、ループしてしまうのかという不安をいだきます。けれど、読んでいて怪異や幸運の表現などが参考になって面白かったです！

　怪異は何らかの性質を持って存在している……そんな気がします。

　牛鬼のような信号の化物は決まりを無視する者から幸運を奪い、本屋の店員は店で罪を働いた者へ重ねた罪を償わせる為に贄にする。神社の狐は縁結びの願いを叶える為に対価を求める。

　では、主人公はどんな性質を持ってしまったのか……興味は尽きません。

　ハッピーエンドにならないのもまた怪異モノという怖さがあって楽しめました。

　幸運……のようで不幸にってしまったんですね。人間の道理と化け物の道理は違うからこればかりは事故としか言えない(；´Д｀)

　リアルでもお金持ちになると親類が急に増えるんですよねぇ。お金には魔が宿る。怖い怖い……。

　因果応報……とはこのことですな。

　これで長く続いた厭な御縁を切ることができた……のかな？

　神社は狛犬が定番で稲荷神社は狐というのは知ってますが、調べたところ狛猫というのもあるんですねぇ(；´∀｀)

　ああ……不思議な国、日本！

　人間より怪異のほうがまともというのが何とも皮肉ですよね。でも、昔はこんな感じて神様？が見ていて罰が当たるという考え方があった筈なんですよねぇ……。

　今の世の中は人の傲慢さが広がりすぎてる気がします(；´Д｀)

　こういうお話し好きです(*´ω`*)

　人間の道理とは別……でありながら、奇妙な共生にある人間と化け物。勿論アチラは自分の都合で動いているわけですが、その切っ掛けとなるのが人間の身勝手から生まれる業──といったところでしょうか。
　見えない人は自分がそんな目に遇ってることさえわからないという不気味さもまた怪異というものの恐ろしさを伝えてますね(*´ω`*)

人間は、その弱さゆえに業を積み重ね、怪異の餌食となり、あるいは怪異そのものになってゆくのですね……。
最終話でループになっていることが、それが終わらない宿業であることを暗示しているように思います。

不思議で興味深く、引き込まれる良い作品でした。

大人数がそんなにたびたび消えるなんて、怖い街だなあ。
どうも、アレが見える人って、おそろしい末路を迎えることになりそうですね。
結局、「　　」が何なのか、抽象的にしかわからないところも怖かったです。

これって、あの、信号を走り抜けていた化け物でしょうか。

しかし、幸せって…何でしょうね。
ものすごく散文的な表現すると、穏やかで平凡、ということになるのかなあ。

こんばんは。

拙作「こければいいのに」読んでくださり、お星さまをくださって、ありがとうございます。

ということを最初に書かせていただこうと思ってお邪魔したのですが、

…御作の怖さに圧倒されて、ここまで読みふけってしまいました。

ただ怖いだけでなく、悪いことをした人が報いを受ける構成が巧みですね。

でも、こうした怪異を、うまく使いこなすというか、利用するというか、手慣れちゃってるというか、そんな主人公もけっこう怖いなと思ったりします。

では続きを読ませていただきます。　<(_ _)>

ひとつひとつが重なって……。
そして一周回って、またさらに新たな輪が重なるような。
そんな怖さを感じました。
最初は距離を置いていたのに、徐々に迫って来て……ゾクゾクしました。

面白かったです。

ではではﾉｼ

どの話も大変興味深い話でした。

このままこの現象が連鎖すると、神？化け物？の街になって人がすまなくなるんじゃないかと思ってしまいました。

　うわあ、もう、有無をいわせず自分の仲間にするんですか。
　怖い、こわいですー。((((；ﾟДﾟ))))ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ
　よかった、私はそういうのが見えない凡人で。

　えええっ、幸運すぎて人間やめたんですか。
　気持ちはわからなくもないけど、ものすごく危険な予感がします。

　縁切りはできないけど、縁結びはできる化け物。
　うまく頭をつかって、活用しましたね。
　狛狐がふたつになったところが、効果的な締めになってて、とても素晴らしいです。

　コメント、お邪魔します。
　私はむしろ、こういう怪異がいてほしい気がします。
　バレなきゃいい、と悪さをするやつが、多すぎますよねw

この話、ぞくっとしてよかったです

一つ一つの話が凄く面白かったです。