新月の夜は、井戸を覗き込んではならぬ。井戸は常世の門。夢と現実とのあわいを照らし光るのは何に故なのか。 好奇心とは恐ろしきもの。あと先を想う事なく覗き込んだその先に一体、何が映るというのか。迷信と禁忌から命辛々逃げ延びた先には至極、普通の日常が。茫と光る逆さの月。井戸の底。
ホラーにぴったりの設定です。ホラー好きには、たまりません。面白いですよ。