第7話 好きなように書く。
こんにちは、
お昼に食べたカニカマの雑炊がおいしかったです。
さて、カクコンお疲れさまでした。
ワタクシは、なぜか参加する予定じゃなかった「電撃の新文芸5周年記念コンテスト」に応募してしまっております。
『梅子(七十六才)、トラックにはねられても転生転移しなかったかわりに不老不死になったから、田舎の実家をDIYリフォームしながら永遠のスローライフします。』
https://kakuyomu.jp/works/16818023212836071669
ラノベじゃない……!
これは多分ラノベじゃないんだ……!
ていうか、ワタクシにラノベは上手に書けませんっ……!
表題通りのおばあちゃんが主人公で、不老不死になって現代でまったり暮らすだけのお話しなんですが、これ、書きだしたイメージがペケッターとかでよく拝見する、2ページとか4ページだけの漫画みたいなアレ! アレの癒し系をやってますので!
でも、ちょっとばかり雲行きがアレコレなんで……よかったら見にきてやってくださいね……。
*~*~*
さて、こちらの『梅子』を書きだしたのは、お友達との雑談がきっかけなのですが、継続しているのは、息子が読んでくれるからです。
ワタクシの息子はなかなかにして、なかなかなボーイで、小さいころは読み聞かせ会に予約して参加しても、読み手の先生のところに走って行って、話しかけたりしてしまうという、妨害行為に入ってしまうタイプで、とにかく人がいるところに連れて行くのが辛かった。
読み聞かせが成立せず、すぐに立ち上がって逃げてしまう。
やがて自力で本を読みだすようになったと思ったら、興味を抱くのは図鑑や雑学系。
なかなか、物語というものに触れてもらえなかった。
そんな中で、彼が好きな要素をつめ込んだ物語を書けば、読んでくれるのではなかろうかと、ふと思い立ち、ある物語を書きはじめて見ました。
現在、公募に応募すべく、推敲に推敲を重ねている作品です。
科学が好きな彼と、ワタクシがしたことは「一緒に設定をつくる」ことでした。
物語を読むおもしろさとは、物語に参加するおもしろさ、がキーなのかも知れません。
こういうお話しで、こういうものがあって、こういう技術が使われていて……。
決定権がある。
この重要さがワタクシに教えてくれたものは、とてつもなく大きかった。
共感できる内容や登場人物。そんなものもあると思います。
でもなによりも、「その物語(価値観)のなかに居場所があると確信できる」こと。
それが大切なのではないでしょうか。
今のワタクシにとって、「好きなように書く。」というのは、「ワタクシの大好きな息子の、心のなかにある機微をひろいあげて書く。」ということなのかもしれません。
これは、もともとのフィールドである、純文学でも同じです。
この世のどこかにいるかもしれない、誰かの心をひろいあげて書く。
ワタクシにとっての創作とは、きっと、まだ見ぬ「あなた」へ手紙を書くようなことなのでしょう。
ちなみに『梅子』は、公募に出す予定の作品に出てくる、主人公のお隣さんです。あと、シリーズとしては『クデロの王国』ふくむ《まにまに王国シリーズ》に該当しますので、よろしければそちらもどうぞ(宣伝かい!)
https://kakuyomu.jp/users/mitotamamura/collections/16817330659295384180
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