「きっと恋をしているわけでもなかったのだ」
それは…
改めて告白したあの時や…
抱きしめたいと思ったあの時は…
ちゃんと恋をしていたでしょ。
今の自分に整合性をつけようとして…
「あの時」の恋心さえも巻き添えにして、否定しようとしているだけでしょうね。
傷付けたのを反省しているのであれば…
その人がまだ目の前にいる内に…
なにか声をかけてあげられれば、まだ少しは自分自身も救われたかもしれないのに…
それが出来なかった、16歳だったのでしょうね。
そんなこんな…痛いほどわかります。
作者からの返信
そうですよね。国見君は確かに恋をしていたはずだと思いますが、現在の気持ちにしか目を向けることができていないような気がします。
このまま大月さんと離れてしまっていいのかと、国見君に問いかけながら書きました。
もう少し高校生編は続きますが、国見君はまだまだ…。
切ないです。(すみません、作品は楽しませてもらっています。これは物語の状況にのめり込んだから出たことばです。)
作者からの返信
蒼井さん
コメントありがとうございます。
長い話を読んでいただけて嬉しいです!
切なさも表現できればと思っているので、良かったです!