第67話 アフター 6
「ママのお腹、目立ってきてるよね」
2月上旬。
この日は週末で、本日の僕独占権を有する里奈ちゃんとデートの真っ只中だ。
ちなみにデート場所は……ラブホ。
絶対に誰の邪魔も入らない場所でヤりまくりたい、というのが里奈ちゃんの要望だったのでこうして訪れているわけだ。
到着してすぐシャワーも浴びずに2回ほどサカり、今は一旦休憩がてらのお風呂タイム中。お湯を張ったバスタブの中で、里奈ちゃんに背を預けられる形で混浴しながら里奈ぱいを揉んだりしている。
「まだ目立ち始め、って感じだけど、確かに膨らんでるんだよな。色々実感が湧いてくるよ」
里音さんが妊娠して大体5ヶ月目。ひと目見て妊婦さんと分かるほどの状態ではまだないけど、脱いで見させてもらうとハッキリと膨らんでいることが分かって、生命の神秘だなぁ、とか思ったりしている。
ちなみにお腹の子の性別は判明済みで、女の子だそうだ。女所帯がまたひとつ濃くなりそうである。
「里奈ちゃん的には妹が出来るのって楽しみ?」
「もちろんっ。妹が産まれたらたっくさん可愛がってあげるつもりだよ? なんせお姉ちゃんになるわけだからね」
なるほど、お姉ちゃんになるのが楽しみであるらしい。
「でもあたしはお姉ちゃんになるよりも、ママと同じくお母さんになってみたいけどね♡」
そう言ってちゅっとキスをしてくれる里奈ちゃん。
僕の遺伝子を求めてくれるのは嬉しい。
とはいえ、
「まだ中2なんだからそんな願いを持つのは早くないか?」
「もうすぐ中3だもん♡」
「中2も中3も同じだって。まだまだ子供だよ」
「でもその子供に遠慮なく濃いのぴゅっぴゅしちゃってるよね?」
「そ、それは……」
「ま、誘ってるのはあたしだから別にいいんだけど♡ おクスリも飲んでるしね♡」
そう言ってまたキスをしてくる里奈ちゃんだった。
僕はそんな里奈ちゃんのおっぱいを引き続き揉んでいる。
里奈ぱい、ちょっとずつ大きくなり始めている気がする。
里音さんも里帆も大きいし、そういう血統なんだろう。
もちろん成長は大歓迎。
でもそこまで大きくならないで欲しい気持ちもある。
せめて中くらいで止まっていただいて、他のみんなと合わせておっぱいのバリエーションを楽しみたいところだ。
「あ、またムクムクしてきた♡ そろそろ再開する?♡」
そう問われれば、首を縦に振らざるを得ないというもの。
可愛い恋人が目の前に居るのにあらがうことは出来ない。
「再開1発目はア○ルにしとくか?」
「ううん、今日は赤ちゃんのお部屋を満タンにして欲しい気分♡」
だそうで……やれやれ、スケベなJCも居たもんだよ。
そんなこんなでお望み通り、僕はこのあとは里奈ちゃんの子供部屋を満室にして、なおかつ外まで行列を作ってあげたのである。
◇
さて、そんな爛れたデートからの帰宅後は忠犬アプリ開発に取り組んだ。
先月から改良を重ね続けていて、もう少しでβ版が完成しそう。
完成したら里帆たちのスマホにも入れてもらい、フィードバックを集めたいところだ。
「わ、『写り悪い写真だけ消して』って命令したらホントに写り悪い写真だけピンポイントで消されてるじゃん」
数日後にはβ版が出来上がり、とりあえず一番身近な萌果にこの日の夕飯後、β版を触らせてみた。
「だろ? そうやってスマホ内の面倒事をアプリのAIに指示して自動でやってくれるのが忠犬アプリの売りなんだよ」
「すごいじゃんっ。でもこれってどうやって課金してもらうの?」
「基本無料で広告収入がメインになると思う。AIが自動作業をこなすたびに広告が表示される仕組みにして、ユーザーは自動作業中は離席してたりそもそもスマホをイジってないだろうからウザいって思われることは少ないはず。一応広告なし版に月100円でアップグレード出来るようにするのと、細かいカスタマイズが出来るPRO版へのアップグレードも月300円で出来るようにするけど、そっちの利益はあんまり見込まないかな」
広告収入がメインとなると、結局はどれだけDLされたかで利益は変わってくる。
せっかく半年近くも開発してきたんだから報われて欲しいもんだ。
「とりあえず来月リリースを目処に最後の手直しをしたいから、β版を1週間くらい運用して気になる点があったら教えてくれ」
「了解。でもりゅー兄ぃ、まさかタダでβテスターやれとは言わないよね?」
「もちろんだ。望みがあれば言ってくれ」
「じゃあ……今日はあたしに独占権がある日だし、とりあえず授○手○○で何回イケるかやってみまちゅよ?」
……ば、ばぶ。
こうしてこのあと、僕は萌果ママのちっぱいを堪能しながらおててで3回ほど導かれ、仕上げにぷにあな探査が実施された。
何度探査しても狭くて落ち着くことしか分からないけれど、それすなわち最高ってことだよな(確信)。
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