第9話
『クエスト:街へ入り宿屋に行こう』
【開始】
【では、レイド様。街に入って宿屋まで行きましょう】
分かった。
街の中へと入る。
街並みは古風な感じであった。
(古き良き中世の様な街並みだな)
街の中央広場まできた。
真ん中に噴水とベンチがあり
付近に食べ物を扱う屋台があった。
ウィズとルード、チェイスが
「「「くーん(お腹減った)」」」
と言うので
屋台で焼き鳥を買う。
銀貨10枚分買ってベンチに座って皆で食べる。
そして、ベンチから離れて
宿屋へと向かう。
宿屋の前まで行く。
『クエスト:街へ入り宿屋に行こう』
【完了】
『クエスト:宿屋でチェックインをしよう』
【開始】
宿屋に入る。
中に入ると店員が対応してくれた。
「ようこそ!リートオンへ」
リートオン
あの宿屋というかホテルを思い出す。
【宿屋システムについて説明しますね】
『クエスト:チュートリアル宿屋システムについて学ぼう』
【開始】
えと店員さん。
「大丈夫ですよ。これは必ずしないといけないクエストですから」
そうなんですか。わかりました
続けてくれ
【はい。レイド様。この世界には宿屋は宿屋システムという独自のシステムで動いています】
動いている?
【まあ、分かりやすく言えばプログラムが組まれているということですね】
少しまだ分からんが要は、宿屋はこのシステムとやらに一応縛られていて利用する価値とやらは必ずあるということか?
【はい。その通りです。利用すると利用料金に応じて様々なサービスを受けられますし宿屋システムを使って料理を食べることで次の日の1日のみですがスタータスがランダムに強化されます】
それはいいな。
【では、ここからは宿屋の店員さんにお願いします】
「はい。では、簡単に説明しますね。この世界の宿屋は全てリートオンで統一されております。そして金額もバラバラではなく統一されています。料金はその時に使うサービスで異なりますが基本料金は全て銀貨10枚でございます」
サービスとは?
【はい。お客様は魔獣を連れておりますのでテイマーサービスを追加で受けれます。使わなくても魔獣は一緒に部屋でくつろげますが『テイマーアシスト』はその場合は受けれなくなります】
テイマーサービス?テイマーアシスト?
「はい。テイマーサービスとテイマーアシストは魔獣を連れている方限定のサービスとなりましてフードとケア、専用のベッドサービスを受けれます」
ふむふむ
「「「うお(ふむふむ)」」」
「尚、使わない場合でもタオルケットとペット専用ソファは利用可能ですので気軽にお声掛けください」
(それはいいな。利用しなくてもある程度のサービスはあるのも)
「宿屋システムはセーブ機能というものです」
セーブ機能?
「貴方様の持つスマホに貴方様のパーソナルデータを保存し、貴方様が例えば凶悪な魔獣などに殺されたとします」
縁起が悪い
「すみません。ですが続けさせてください。その場合スマホのパーソナルデータが宿屋システムから瞬時に構築され甦させることが出来るのです。これが宿屋システムの素晴らしい技術と言えます」
ということは俺やこの子達が死んでも甦させることが出来るという訳か?
「はい。それが宿屋システムのセーブ機能です。これで宿屋システムの説明は終わりです」
『クエスト:チュートリアル宿屋システムについて学ぼう』
【完了】
(ふむ、よくあるゲームも宿屋からの復活とかあったりするが実は他のゲームとかもこのシステムが?なわけないか)
宿屋でのチェックインを終わらせ部屋で寛ぐことにした。
今回はテイマーサービスを受ける形にした。
『クエスト:宿屋でチェックインをしよう』
【完了】
物事はスマートに行こう~急な異世界へのご招待にも屈しない主人公に乾杯~ みなと劉 @minatoryu
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