第8話
使い方は?
【はい。スマホから『スキル』を選び。例えばウィズ様がヒールを使うとします。設定で貴方様が行動指示を与えるにしておけばウィズ様『スキル』『ヒール』選択で発動されます】
なるほど
スマホで行動指示をぱぱっと設定しておく。
これでウィズとルードは基本オートタイムにはならない。
「うお?うおおん?(おい?もう終わるのか?」
どうなんだ?
【はい。これにて終了です。ありがとうございました】
『クエスト:スキルの使い方を覚えよう』
【完了】
戦闘が再度開始された。
次はこっちのターンだ。
俺はスマホから
ウィズ、『ヒール』を指定し指定先を俺にした。
すると
「うおーん!(ヒール発動!)」
俺は光に包まれ削れたHPが回復する。
ルードの行動指示で
火魔法ファイアを指定し指定先をハイランドハウンドにする。
「うおーん!!(ファイア発動!)」
ファイアがハイランドハウンドに命中する。
ハイランドハウンドがファイアの炎に包まれ火属性ダメージを受ける。
「うぉ!?(熱い!?)」
そして、スマホで『スキル』選択
『スラッシュ』を指定し
指定先ハイランドハウンドを選択
俺は、身体が素早く動き
『スラッシュ』で攻撃する。
「ぐう!?くーん(うわ!?やられたぜ)」
その場に蹲るハイランドハウンド。
だ、大丈夫か!?
「うおーん(問題は無い)」
「うおーん(ヒール発動)」
ハイランドハウンドの傷を治すウィズ。
「うお(お主)」
「うおんうおん(一緒に行きましょう)」
「うおーん(わかった)」
経験値を得た。
レイド、ウィズ、ルードのレベルが上がった。
『クエスト:戦闘終了』
『クエスト:ハイランドハウンドに名前をつけてあげよう』
【開始】
名前か。
格好いいやつがいいと思うからな。
チェイスというのはどうかな?
「うおーん!(チェイス!)」
だめかな?
「うおーん!(最高である!)」
尻尾が高速で揺れている。
(どうやら気に入ってくれているようだ)
「うおーん!(主!)」
うわ、、。
ぺろぺろとチェイスに舐められる
俺はチェイスの頭を撫でてやる。
ウィズとルードも撫でて撫でてと寄ってくる。
3人の頭を撫でてやる。
『クエスト:ハイランドハウンドに名前をつけてあげよう』
【完了】
場所が自動的に街の入口に移動する。
『クエスト:エンシェントの森から出よう』
【完了】
『システム:完了報酬が出ています。スマホから報酬受け取りを実施してください』
報酬受け取り?
【はい。スマホを選択して。右下の報酬受け取りを指定してください】
えーと、スマホ選択で右下の報酬受け取りってこれか。
押してみると
『システム:報酬を受け取りました。報酬内訳金貨100枚。HP回復ポーションを3個。MP回復ポーション3個。初期装備を受け取りました』
初期装備ってのを受け取ったが
【はい。スマホ選択で装備を選ぶと先程入手した装備品である初期装備を装備可能となります。このように店で基本買わなくても装備品はクエストで入手がある程度は可能となっています】
ある程度?
【はい。装備品にはお店で買えるもの、お店では買えないものが存在します。お店で買えないのは先程の初期装備と最高ランクであるユニーク装備のみとなります】
なるほど
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます