物事はスマートに行こう～急な異世界へのご招待にも屈しない主人公に乾杯～

第7話

『クエスト：ボス戦闘チュートリアル』

【完了』

スマホがボス戦闘の画面に切り替わる。

俺は『剣出現装着』を選択し

攻撃対象をハイランドハウンドにする。

俺はハイランドハウンドを剣で攻撃命中する。

「ぐおーん（やりおる）」

ルードとウィズも戦闘に参加する。

ルードとウィズは左右からハイランドハウンドを攻撃する。

（ルードとウィズは俺が操作する訳では無いのか？）

【仲間の行動についてですが基本的にはオートタイムとなります。ルード様とウィズ様に指示を出す場合はスマホから設定で行動指示を選択すると戦闘時に選択できるようなりますよ】

（今度設定してみるか）

ハイランドハウンドのターンに切り替わる。

「うおおーん！（我が力をみよ！）」

力の遠吠えを使い攻撃力が上がる。

そして、俺に攻撃する。

俺は防御モーションを使用しハイランドハウンドからの攻撃を軽減する行動をする。

くう！

「うおーん！？（主様！？）」

大丈夫だ！

だが少しHPが削れてしまった。

「うおん！（なかなかやるな！）うおおん（それこそ我が相手よ）」

それはどうも！

【では、戦闘チュートリアル『スキル』について説明と使い方です】

まだあるのか。

「うおーん？（まだやるのか？）」

【いま、あなた方息があっていましたね。相性いいのでは？】

2人して互いをみる

照れ合う。

【まあ、いいとして】

おいい！？

「うおん！？（おいい！？）」

また座って待っててくれる？

「うおん（わかった）」

ちょこんと3人座る。

ウィズがハイランドハウンドの頭を少し舐めて宥める。

「くーん（ありがとうよ）」

【では、戦闘チュートリアル『スキル』についてです】

『クエスト：スキルの使い方を覚えよう』

【開始】

【戦闘中と非戦闘中でスマホから操作できるものとして『スキル』が存在します。スキルとは貴方様やウィズ様、ルード様が覚えた技などのことを言います】

うむ。

「「うおん（ふむふむ）」」

【前にウィズ様とルード様は湖の水を飲んでレベルが上がりましたね？あれでスキルをウィズ様、ルード様は覚えております。貴方様も覚えてますけど】

そうなのか。

「うおーん！？（覚えてるの！？」

「うお！？（そうなの！？）」

【はい。ウィズ様は光の魔法と水の魔法を覚える素質を秘めてらっしゃいますね。回復術ヒールを覚えております。MPと引き換えに使えますよ】

「うおーん！（素晴らしい！）

【ルード様は火の魔法と地の魔法を基本覚えるようです。火炎魔法であるファイアを覚えたようです】

「うおーん（なるほど）」

【レイド様は、全属性を覚えられる素質があるようです。今回、剣属性の技『スラッシュ』を覚えております】