第19話 ゲコリーヌの配信で起きた奇跡

「なんで斬れるのよ!」


固定してあるブラックドラゴンの鱗が両断された。


「ウェイブを使えば誰でも出来るさ」


「できないでしょ!」


「流石ゲコリーヌ様です!」


本来ダンジョン外でブラックドラゴンの鱗を切るのは、専門的な機械を使わないと出来ないはずである。だがそれを剣をでこなした。普通できることではない。


「真似してやってみてください!」


「はい!」


流石に誰も傷一つつけられるとは思っていなかった。


ザクッ


「半分ぐらいはいりました!」


“いやなんでだよw”

”核シェルターに使われる素材だぞ?“

“なんで刃が入るんだよ”

“おかしいだろ!“

“ここ家だと見せかけて実はダンジョン内なのか?”


そんなこんなで一緒にブラックドラゴンの肉を食べたり、鱗を家に飾ったりして。ドッキリは終了した。


「一生の思い出になりました!」


世界1のフォロワーを持つゲコリーヌと会える機会なんて隕石が落ちてくる確率並みだろう。女の子は幸せを感じながらゲコリーヌに手を振った。



ゲコリーヌの知らないところで事故が起き、それをゲコリーヌの視聴者のおかげで助けられたというニュースが放送された。


「ゲコリーヌの配信を見ていた男性は、隣の家から悲鳴が聞こえ、隣人の安否を確認しに行くと、そこには人が倒れていました。


倒れた人の隣には少女がいたが、どうすればいいかわからなく焦っていた。

そこに男性が駆けつけ、ゲコリーヌの視聴者にどうすればいいか質問し、その指示通りに救助をしたおかげで助かりました。


ゲコリーヌの視聴者の冷静なアドバイスと、ゲコリーヌの配信を見ていた男性の冷静な判断のおかげです」


このニュースで何故かゲコリーヌの評価まで上がったという。


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ブラックドラゴン討伐『専門配信者』を名乗る男を釣りだと思っていたら、ガチで倒していた件 〜ブラックドラゴンに関しては誰にも負けないゲコリーヌ〜 @simassima

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