ハラハラ胸糞展開に文句を言いながらも読み続けてしまう作品

主人公が中学の頃に告白できなかった芙美が親友と付き合い不幸な運命を経て自殺した。それを大人になって知った主人公は、元親友に殺されると同時に、過去に飛ばされタイムリープの秘密を知ることになる。
芙美を救うべく行動する主人公だが、タイムリープは制御できる事象ではないので様々な障害に翻弄され何度も失敗し芙美は悲惨な結末を繰返すが。

こう書いてしまうとシュ〇インズ・ゲートかと思われてしまいそうですが、全く別物で、かつ、NTR要素もGood！です。
多くのNTR物は短編が多いので、途中までは全く救いのない話かなと覚悟したのですが、この作品は長編まではいきませんが中編！？でした。
最後はハッピーエンドなので安心してください。

ハッピーエンド作品には「まぁ、何とかハッピーエンドだと言えるかな」というような作品や、ご都合主義で「なんでこんなに都合の良いことが起こるのよ」と言ったような作品も多いですが、この作品にご都合主義は無く、妥協のない最高のハッピーエンドを迎えられる作品ですので胸のすく思いを感じていただけると思います。