僕は、かつて魔王にだって成ったんだ。命をかけて。なら今度は大先生にだって、なってやるさ。
ロジオンさんの強い想いが伝わってきますね!
お父様のダメ出しに負けず、不屈の精神で仕上げた脚本に、労いの言葉をかけるお父様。
ロジオンさんも脚本家として認められました!
最後のお父様の言葉は、照れ隠しも含まれている様に感じました!
素敵な親子ですね。
作者からの返信
父親という立場からすると息子が自分と同じ仕事を志すのって、最高のリスペクトに感じられると思うんですよね。
なぜなら、自分が人生の大半をかけて取り組んできたことを、息子が肯定してくれて、同じ道を歩みたいとまで思ってくれたということですから。
ある意味で息子から父親にできる最高の親孝行でもあるかも知れません。
そしてそんな息子から、師匠、なんてドストレートなことを真顔で言われたら。
嬉しすぎて、照れちゃいますよね。
拝読させて頂きました。
シリアスなシーンからの
真実と自分の正体を知ったロジオンが今後、どういう映画を作り
世界に発信するか?楽しみな回でした。
強めの批評
ここまで読んできて思ったのですが
全体的な物語の方向性は良いのですが
映画の知識やキャラの心情が甘く感じました。
特に父親のアドバイスシーンですが、
自分が推敲するなら、もう一歩か二歩、踏み込みたいですね。
父親が言う『皆が持つ既存のゾーフィアイメージとの乖離』
色々と父親としてのキャラ面、映画関係者としてのプロの面からしても、もっといいアドバイスが出来るかと思います。
技術的な事をほっぽり出して感情論も引き合いに出すとかも、ありだと思います。
彼女に対して、ロジオンはどう思っているかをじっくりあぶり出し、ぶつけさせる。
現実の作品でも
既存のイメージ、その壁を壊すには多くの仕掛けや圧倒的な熱量が必要となるので。
破天荒な父親は先んじて、それを引き出す師という存在にしたいです。
週刊連載のプロの漫画家さんの話しで
『バトル漫画を描くときは、キャラ以上に作者がバトルしなければならない』と仰っていました。
全体的にこの物語は作者の意向が、そのまま主人公に憑依する作品なので
実際に名作映画を創るつもりで資料とプロット、シーン描写を書けば
この作品はもっと良くなると思います。
ブレイク・スナイダーのSAVE THE CATの法則 とか知識を引用したら
物語の説得力が上がる気がします。
作者からの返信
批評仲間のお言葉ありがてえです!
ブレイク・スナイダーとは懐かしいですね。
もう亡くなってから10年以上たったでしょうか。
父親のアドバイスについては、どれくらい専門知識をぶっ込むかはだいぶ迷ったところです。
お話しの方向性がお仕事系ジャンル寄りの映画作りにフォーカスしたものというより、ゾーフィアとロジオンの関係性なので、
あんまりガチな技術論をやっちゃうと、お話しの主軸からズレてしまって、面白さにもテンポにもマイナスになっちゃうと考えて意図的に排除してました。
なので、主軸であるロジオンがゾーフィアの二面性を受け入れたくだり、に限定してフォーカスしている形になっております。
それでも、実際に読んでいただいた感じとして、説得力が不足していると感じられたということでしょうから、補強策を講じても良さそうですね。
そうなると説得力の補強の方向性としては、ロジオンの感情を引き出すやり方が、作品の方向性にマッチしていそうです。
主軸である二人の関係性をより強調もできますから。
主軸からズレすぎない範囲で専門知識もぶっ込めそうな部分がないか、再度検討してみます。
たいへん参考になりました。ありがとうございます。
次ぎに。
脚本制作パートで、実際のプロットやシーン描写などをどれくらいの解像度で描くかも、考えた部分ではありますね。
これは映画本編をあとから、まるっとやるか、ダイジェストでやるかで判断が変わる部分になると思います。
本編をダイジェストでやるなら、私もそうしましたが
本編をダイジェストではなく、まるっとやるなら、完成形の映画本編みればそれでいいよね、ってなっちゃうので、冗長になるので全カットして今の形になっております。
この作品は無謀にも、作者の我が儘でまるっとやる方式だったりしますので。
映画本編パートは物語の構造上、ほんとはまるっとは必要なくて、完全に作者の我が儘で、ただでも冗長だったりしちゃうのです。
冗長感が増えない範囲で、何かしらの脚本制作の描写を入れられないか検討してみます。
アドバイスありがとうございます。
「一ページ書くごとに父──〝師匠〟から何十回もダメだしされ、そのたびに千年前の記憶を脳が干からびるほど絞りなおして、手垢まみれのキーボードを叩きなおす。」
ロジオンさん、これは根性がいる作業! ハレヤさんを救いたい一心で、頑張りましたね。
《なぁに言ってやがる。これからはもう師匠でも親でもねえ。商売敵、ってやつさ》とうとうお父さんから、この言葉を引き出せました。認めてもらえましたね。
お父さん、今夜は一人でウイスキーをロックで傾けている事でしょう……。
作者からの返信
息子が自分と同じ仕事を選んだ、っていうのは感慨深いでしょうね。
成り行きとはいえ、息子が自分と同じ道を選んでくれたのは、嬉しさがあるでしょうね。
ある意味で、子どもが親へ示せる、最大限のリスペクトってことにもなりますから。
そこには言い知れない喜びもあると思います。
コメントありがとうございます。
すごい😍愛の力ですね‼︎もう少しで映画の脚本が完成しそうで楽しみです(๑>◡<๑)
作者からの返信
ロジオンは良くも悪くも一途すぎる男ですね。
まっしぐらに全力投球です。