うう〜ん、これはむずかしい問題ですね。あのトロッコの絵を思い出しました。
ってロジオンくんさん??いつの間にビキニアーマーに??
ふざけている場合ではありませんね。いよいよハレヤさんの口から大罪について語られるのですか……。
作者からの返信
世界で一番力をもってしまった者が、必ず直面する問題ですね。
実行できるのは自分しかいないけど、どの選択肢を選んでも倫理的に重大な課題を背負うことになるという。
問題のない選択肢は存在しなくて、どれかを選ばなければならない。
では選ぶとしたらどういった基準でそれを選ぶべきなのか、ってやつですね。
ビキニアーマーに関しては勇者ワールドに入園した直後に、コスプレ衣装がくばられた奴を装着したくだりが書かれてますね。
さらっと書いたからあんまり印象に残らなかったかも知れません。
すみません。
この世界の戦争も謂わば合法的な殺人であり、大量殺戮でしょう。そんな戦場、死地に赴く兵士の心境は半ば狂人なのではないかと思います。ゾーフィアがどんな心境だったのか、極限状態ならば、誰もそれを責める事は出来ないと思いますが、犠牲者にとってはそんなものは関係ないですもんね。
さて、ハレヤの過去とは。気になります。
作者からの返信
殺人という行為に、自分の意思をもってして加担するかどうか、
あるいは選択肢なく巻き込まれただけなのか、というのは本人にとって大きな違いですからね。
自らの決断をもってして行ったことの結果は、やはり決断した本人に跳ね返ってきてしまいますね。
ハレヤのような真っ直ぐすぎる人物であるなら、なおさらに。
やはり魔王はゾーフィアの関係者でしたか…それも想像以上に深い関係でしたね。
争いを無くす為の理想があり、実現する実力もあればやらないわけには行かない…それだけ強い責任感がゾーフィアにはあったんでしょう。
しかし何事も遅すぎるということはありません。ゾーフィアは自らの責任をしっかり果たしたわけですし、これからは自分の人生を歩んでも誰も文句は言わないと思います。ロジオンくんもしっかりそのことを伝えてあげて欲しいですね。
作者からの返信
世界で自分しかできない、となると、それをやることにも、やらないことにも責任がともなっちゃいますもんね。
でもやったらやったで、やはり個人では抱えきれないほどの物事を抱えてしまうことになる。
その重すぎる自責の念を誰かと共有できれば、まだ良かったのでしょうが、
もはや誰からも自分がゾーフィアだとは信じて貰えず、共有もできない。
結果的に、自分で自分を責めきるしかなくなっちゃったのでしょうね。
遂に来ましたね。ゾーフィアの大罪の真相。
ここまで遊園地編では楽しいシーンに本当の戦いを知る描写が混ぜられていて「上手いなぁ」と感服しておりましたが、
ここでグッとシリアスになる感じで、更に「上手いなぁ」……と思っております!
構成力がスゴいです!
作者からの返信
コメントありがとうございます。
ストーリーの高低差をお気に召していただけたようで、嬉しいです。
ただこういう展開は書き手的にはヒヤヒヤでもあります。
ここまでコメディ的な要素を好きで読んでいただいた方を、がっかりさせてしまうことにもなりかねないので。
そういう方にも納得していただけるくらいに、ここからのヒューマンドラマにも魅力をだせていたらいいな、と思っています。
いよいよ大罪の真実が明かされるんですね。
しかし,まさか魔王がゾーフィアとそんな関係だったとは……。
ロジオンは全てを受け入れることが出来るのでしょうか。
作者からの返信
彼がゾーフィアを改めて、好き、になった切掛が緑風草原での取材や、勇者ランドでの活躍を見た上でですからね。
ハレヤが言うように、英雄としてのゾーフィアしか彼は知らないわけですね。