必要なアプリケーション
iPadで小説本を作るにあたり、わたしが使用したアプリケーションをご紹介します。
①縦式
【使用用途】本文データ作成
縦式は、縦書き対応のシンプルなテキストエディタです。小説書きの皆様の中には、縦式を執筆アプリとして使用されている方もいるかもしれません。
以前私も、別のエッセイにて紹介しています。そのエピソードはこちら。 https://kakuyomu.jp/works/16817330651250003038/episodes/16817330651250332655
縦式の優れているところは、本文データがさまざまな設定で書き出せること。通常の小説本の形式であれば、縦式からすぐに本文データを作成できます。詳しいやり方は後ほどご紹介します。
②Canva
【使用用途】表紙・裏表紙・中表紙・目次・奥付データ作成
Canvaは初心者でも簡単にデザインできるデザインエディタアプリです。無料で使えるテンプレートや素材が豊富にあるので、いままでデザインしたことないけど挑戦してみたいという方にオススメです。
③Goodnotes6
【使用用途】台割検討・本文データ校正・入稿データの作成(本文データ結合)
Goodnotes6はデジタルノートといわれる、手書きノートアプリです。実はPDFデータの加工にも長けていて、小説本を作る際には様々なシーンで活躍するアプリです。
④ファイル
【使用用途】各種データの管理、入稿データの作成(圧縮フォルダの作成)
こちらはiPadに入っている純正のファイル管理アプリです。パソコンでデータ管理するのと同じ感覚で、小説本に関するデータをフォルダに格納して管理します。
入稿する際も、このアプリでフォルダを圧縮してウェブにアップロードします。
⑤Safari
【使用用途】印刷会社へのデータ入稿
Apple製品を使っている方ならお馴染みのウェブサイト閲覧アプリです。
印刷会社にデータを入稿するときに必要になります。
基本はこの5つのアプリケーションがあれば、小説本は作れます。
驚きなのが、これらすべて無料で使える(※)ということ! 小説本作りたいけど、費用はなるべくおさえたい、という方にもオススメです。
次ページからは、各工程の詳細な説明や注意点などをまとめていきます。
※一部有料プランが用意されているアプリもあります。いちど無料で使用してみて、もっと活用したいと思ったときに有料プランを検討されるのがいいと思います。ちなみに、私は③Goodnotes6のみ有料プランを購入しています。
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