第2話 「視線」
2023年12月 深夜4時頃の話。
みなさんこんにちは。夜更かしが日常化してしまっているゆきです..w
まぁ、その日も4時くらいまでゲームしたりアニメを見たりしていたんですよ。
時間も時間なので寝ることにした私は、3階の寝室に向かいました。
寝室は家族共有で敷布団です。
左から、「父→妹2→妹1→猫→母→私」の順で寝ています。
ぬいぐるみ達をいつものポジションに設置し、寝る準備が整った私は布団を被りました。
いつも布団を被った後は、少しの間スマホをいじっています。
と言っても10分程ですがね。
その日もいつものようにネットサーフィンをしていました。
すると突然、何かに反応した母がゆっくりと起きました。
ーここからは布団の中で感じた感覚を元に話していきますー
母は狸寝入りをしていないか、私の方をじっと見ているようでした。
自分は見つからないように、身動きせず静かにやり過ごすことにしました。
ーそれから何分、何十分、経ったでしょうか。
布団の中とはいえ、外から見られているというのは感覚でわかるじゃないですか、
でもその視線が何分経っても無くならないどころか、どんどん強くなっていくんです。
まるで、0距離で大きな二つの目がこちらを覗いているような。
私は今まで経験のしたことのないような、恐怖と不安が私を襲いました。
それからまた数分が経って、居ても立ってもいられなくなった私は
めっっっちゃ勇気を出して布団から出てみました。
すると、母はぐっすりと寝ていました。
翌朝、母に昨晩のことを聞いてみました。
母曰く一瞬起きはしたが私のことを見つめたり、寝ているか確認したりなどはしていない。
とのことでした。
あれ以来、布団を被っていてもあの恐怖感を感じることはありません。
あの恐怖と不安に駆り立てられる強い視線はなんだったのでしょうか。
ただの私の気のせいだったのでしょうか。
真相は謎のままですが、最後に一言。
夜更かしはほどほどに..笑
終わり。
本当にあった怖かった話。 ゆき @46YukiNEKO
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