第27話 「素子さん」 唐突ですが……
えー こんなの書いている暇は無いのですが……、思いついたら書くのがエッセイ道。書いておかねばネタが腐ってしまいます。
https://kakuyomu.jp/users/misugi2023/news/16818093078879018756
近況ノートで書きました吉本ばななさんについて、昨夜動画を見ていたら、子供の頃から作家を目指していたばななさん、たしか次の様なことを仰っていたんです。
吉本ばななさんが日本大学在学中、カフェにいると、当時すでにSF作家だった新井素子さんが打合せをしているところを見かけたらしいです。そうそう、彼女ライトノベル作家の草分け的存在とも言われているんですね、へー。
SF作家ってコアなマニアがいる一方で一般的な認知度は必ずしも高くないんです。吉本ばななさんは、新井さんを見て、熱烈なファンはいるが、あまり目立たなくても生活できる作家になりたかったということでした。それで新人賞受賞後もしばらくはバイトもしたし目立たない服も着たりしていて、その方向を指向していたそうです。結局あまりにも売れたので、その内あきらめたそうです。
彼女、その後バブル期のせいかどうか、取材と称して朝まで飲み明かすなどしていたこともあったそうで、作品の印象とはかなり違いました。面白い……
一方の新井素子さん、女性のSF作家として昔私も相当気にはなっていたんですが、いかんせん読書が趣味にはならなかったので、読まずじまいでした。これから読もうかなと思います。
さて、さらに遡って私が子供の頃の話。近所に年上の女の子がいたんですが、その名前が「素子さん」でした。記憶が定かではないですが背が少し高く、細身で美人だったので密かに憧れていました。ちらりと見かけた時はぞくぞくした覚えがあります。まあそれだけの話で、片思いですらありません。しかし、これが元でなぜか「素子」という名前には格別の響きがあるのです。
で、新井素子さんの話はしましたので、次ですが、いきなり「攻殻機動隊」ですね。士郎正宗さんの非常に有名な作品で、主人公の「草薙素子」はサイボーグです。冷静沈着な性格に加え、判断力、統率力、身体能力において突出した才能を発揮する他、高度なハッキングスキルを持ちます。アニメなどで楽しみましたが、「素子」推しの私には事前の期待が大きすぎました(笑)
そして、その流れで「素子」ではありませんが、明らかにそれを意識していると思われる森博嗣の小説『スカイ・クロラ』シリーズですね。長男の本棚にあったものを読みました。ここでは草薙 水素(スイト)という人物が描かれています。彼女はキルドレである女性パイロットです。キルドレは成長が止まり、永遠に生き続ける存在です。 草薙水素は笑うことは無く、空を自由に飛ぶことに執着しています。こういうキャラもいいですね。好きです。
士郎正宗さんも森博嗣さんもこういう主人公に思い入れがあるように思います。
さて小説ではないですが、バレー選手の大林素子さん、大好きでしたね。背が飛び切り高くて、優しい性格。よくテレビで応援していました。近所の素子さんといい、素子さんってすくすく育つんでしょうか。
で、今回、結局何が言いたいかって?
新井素子さんに大林素子さん、そして近所に住んでいた〇〇素子さん、みなさんお元気でしょうかね? ただそれだけです(笑)
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