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2024年7月28日 21:34
第一章の終わりまで読みました。ことぶき神楽様の描く「ダンテ」像が、私には新鮮に思えました。日本語訳の『神曲』を読んだ際、私は著者のダンテに「陰険な人だなあ」と感じたことがあります。特に地獄篇の描写については「実在の人物に、責め苦を与える描写を入れるの?」と思ったものです。かと思えば、急に自分語りを挿入したり……。自己愛の強さも感じる作家だとも感じていたのです。ですから、ことぶき神楽様の「ダンテ」の行動がより面白く感じられました。だって、現世に来たと思ったら、適応するのが早いんですもの(笑)。しかも、第一章の最後ではポロシャツにズボン、ハーフコート姿で有江さんの前に登場するとは……。いやはや、「ダンテ」はとっくに二一世紀の人ですね。新たな「ダンテ」の創造。お見事です。脱帽しました。これからも少しづつではありますが、読ませていただきますね。
作者からの返信
拙作をお読みくださり、ありがとうございます。 そうなんです。「神曲」のダンテは、陰険でビビりで日和見で、とても魅力ある主人公には見えなんですよね^^。 この手のタイムスリップして時代の違いに戸惑う物語は、主人公の適応が意外と早いですよね。 わたしも、ご指摘のとおり臆面もなく、すぐ適応させてます。一応の理由はあるのですが、それは、お読みいただいてご確認ください(ちと理屈っぽいのですが……)。 今後とも、よろしくお願いします。
第一章の終わりまで読みました。
ことぶき神楽様の描く「ダンテ」像が、私には新鮮に思えました。
日本語訳の『神曲』を読んだ際、私は著者のダンテに「陰険な人だなあ」と感じたことがあります。特に地獄篇の描写については「実在の人物に、責め苦を与える描写を入れるの?」と思ったものです。
かと思えば、急に自分語りを挿入したり……。自己愛の強さも感じる作家だとも感じていたのです。
ですから、ことぶき神楽様の「ダンテ」の行動がより面白く感じられました。だって、現世に来たと思ったら、適応するのが早いんですもの(笑)。
しかも、第一章の最後ではポロシャツにズボン、ハーフコート姿で有江さんの前に登場するとは……。いやはや、「ダンテ」はとっくに二一世紀の人ですね。新たな「ダンテ」の創造。お見事です。脱帽しました。
これからも少しづつではありますが、読ませていただきますね。
作者からの返信
拙作をお読みくださり、ありがとうございます。
そうなんです。「神曲」のダンテは、陰険でビビりで日和見で、とても魅力ある主人公には見えなんですよね^^。
この手のタイムスリップして時代の違いに戸惑う物語は、主人公の適応が意外と早いですよね。
わたしも、ご指摘のとおり臆面もなく、すぐ適応させてます。一応の理由はあるのですが、それは、お読みいただいてご確認ください(ちと理屈っぽいのですが……)。
今後とも、よろしくお願いします。