第3話
湊はもう嫌だ、助けて、と心の中で何度も叫んだ。しかし、誰にも届かない。
途中で湊が気絶しても、先輩たちは構わず行為を続けた。
ようやく終わった時には外はすっかり暗くなっていた。
「じゃあ片付けてよろしくー!」
そう言って先輩らは帰って行った。
その場に残されたのは、湊だけだった。
「……これからどうしよう。」
湊は独り言を呟く。
もうこの学校にいたくない。
証拠隠滅のために制服は古びたロッカーの上に置いてあったから、これを着て帰ったらきっと親には今日のことはバレない。
湊は立ち上がり、散らばった服をかき集め、着替え始める。
ズボンを履こうとかがんだ瞬間、どろりとしたものが湊の足を伝った。
レギュラーの座を奪われた先輩に体育館の倉庫で無理矢理犯されちゃう話 @tsuraraturatura
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