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余談、承和の変について」への応援コメント


  • 編集済

    日本史の重大事件は、失敗したら「~の乱」、成功したら「~の変」という言い方をする、との説をどこかで読んだことがあります。大塩平八郎の乱、とか。もしこれが本当なら、「承和の変」は、成功したという扱いなので、橘逸勢や伴健岑ではなく、仁明天皇一派が起こして成功した、というニュアンスにとれますね。今エピソードを拝読して、なるほどごもっともだと思いました。


    追記:
    ご回答ありがとうございます。
    乱と変、体制の変革、おおお、そうだったのですか。ご教示ありがとうございます。さらに納得。
    まあ、良房が首謀者なのは間違いなさそうですね。

    作者からの返信

    三奈木さん、
    「乱」と「変」。そうなんですよね、失敗と成功で「乱」か「変」かとなるんですよね。
    私も疑問に思って色々と調べてみたのですが、
    権力者への反抗の場合は、体制の変革が起こる可能性があるものは「乱」、支配層内部の権力闘争で体制の変革につながらない場合は「変」とされるらしいです。
    だから、この場合は「変」が正しいみたいです。
    うーん、難しいですね。

    ただ、良房の手際の良さを見ていると、こいつ首謀者だなって思えてなりませんよね。承和の変以降の良房は出世の階段をものすごい勢いで上るので、完全にこいつの仕業ですよ(笑)