間違いの指摘

矢武三

伝える勇気、伝えない決心

 誤字 脱字 衍字

 変換ミス ルビ消し忘れ

 段落開けに、改行の不自然さ。

 ───ひとまず、表記上ではこんなところかしらん。



 え~……自分、こういうご指摘めちゃ有難く思うほうでして。

 なんせメリットしかないんですよね。


・作品精度が上がる

・作品を精読してもらえた喜びがある

・勉強になる

・読み手さまとの交流ツールになる(おい


 ……ね。いいことずくめでしょ。


 だから自分も、初めてヨムした先で出会ったときは伝えることにしてるんです。

 が。

 ひとまず、相手の気を害さないように


「誤りを見つけました。報告大丈夫でしょうか」


 ……ってお断りを入れるようにしております。



 でも最近は、よーっぽど親しい人以外には伝えるのやめました。


 え、自分がめっちゃミス多いから?

 そ、そんなんは関係ないですYO。

 あ、あたいめっちゃ多いの事実で常連さまがたも辟易してらっさるかもしれまえsけえrども(震え


 もとい。

 とある作品で「落ち込むからやめてください」ってひとことだけあったからなんです。

 いやあ……作風ギャグだし、コメもノリノリで楽しそうだから、イケるかなと思ったらぜんっぜんイケなくて冷たい返しが。


 ヨム通うのやめました。


 作品面白くても、作家さまの人となり、やりとり次第で関係なんてあっさり折れるんですよね(でもこれ重要




 さて。

 ここから第二部に入ります。


 同じ間違い指摘でも、相手にクリティカルダメージにしかならない類があります。

 擦り切れんばかりに気を遣ってやさしい言葉を選び抜いて言ってもムダです。

 ヘタをすれば相手をセルフBANさせてしまうレベルです。(当社比


 段階的に書きますね。


SSS級 物語へのダメ出し(※追加 忘れてたこれ一番しぬやつw)

 SS級 物語の矛盾

  S級 物語の説明抜け

  A級 引用物の誤用

  B級 日本語の意味的誤用

  C級 日本語文法の誤用


(※個人差はございます)


 えー……自分、B、C級は何度かあります。

 で、書いておいてなんですが。

 自分的にはこれ冒頭の誤字レベルなんで同じくイケます。

 ご指摘を受け次第、五体投地お礼をぶちかましつつすぐ直します。


 今のところ、A以上は体験しておりません。

 在る可能性は十分ですが……

「知らなければ幸せ───Ignorance is Bliss」

 でございますから。

 来たらしんじゃうかも(そして予防線)


 だから自分が気づいた時も、その気持ちを想えば……言うに言えません。


 何個か、そもそもタイトルからして間違ってるで、みたいなのにも出会いました。

 しかし、言えるわけなど、あろうはずもございませぬ。


 自分が消えるのは勝手ですが、自分のせいで相手が消える苦痛にはきっと耐えられません。死なばもろともです。



 ふと……

 プロってこういう重圧もあるから大変だろうなと。

 作家ってみんな寿命が短いじゃないですか。

 座り仕事に作品の風評。

 肉体もメンタルもなんぼ替わりを用意しといきゃええんやっていう。


 そう考えたら、趣味でいつでもやめていいやみたいなスタンスは楽で無責任とも言えますね。


 だからといって、書き手は手を抜いていいわけではないし

 読み手は間違いを全て野放しにしていいわけでもなく。

 コンテンツ全体のレベルを下げないように、責任をもって行動したいものですね。

(なんかきれいにまとめようとした)



<おわり>



※本作の誤り報告は随時お受けしております。



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