「おいテレビ番組ネット情報etc!話が全然違うんですけど!」②
【中2前期】
カタカタカタ
「.....へぇ......」
胸の90%は脂肪で出来てるけど、それを支えるだいきょうきん?っていう筋肉を鍛える事で、バストアップや美しい形になる効果があるらしい。
(う〜ん....ここで載ってるのは、ダンベルだったりの道具が必要なのしか無いなぁ。筋トレ方法を調べよ)
カタカタカタ
(えっと、膝着き腕立て伏せ....コレなら手軽に出来そう!早速やってみよ)
〜時間は経ち〜
「ふぅ、サッパリサッパリ」
(少し汗をかいた後のお風呂はやっぱり良いよなぁ〜)
お風呂に入った私は、少し薄着でリビングのソファーでゆっくりテレビを見る。
「ふふふ、やっぱり来ないでPは面白いなぁ」
「あっ!また薄着で過ごして。風邪ひくよ」
「はいはい」
(まったく、うるさいなぁ.....あっ、そうだ)
私はキッチンにある、レトルト食品なんかが入ってる戸棚を開けて、親父のプロテインを取り出す。
「えっ?急にプロテインなんて出してどうしたの?」
(はぁ....いちいち聞く必要あるかな....それ)
「別に飲んでも良いでしょ?どうせ
「まぁ、別に飲んでも良いけど.....」
(辛辣だし態度が悪い.....けど、これが反抗期なのよね.....というか何でプロテイン?そんな太ってるわけじゃないし.....)ジーッ
トクトクトク
〈視点チェンジ〉
(別に太ってもないし.....あっ.....)
私が嘘をついてから、もう1年.....それなのに、全然成長してない?.....もしや!?胸が無理なら、ボディービルダーみたいに大胸筋に賭けるつもりじゃあ.....
私はプロテインをシャカシャカしている我が娘の肩にそっと手を置き、微笑みながら励ましの言葉を送る
「そんな早まる事は無いのよ?」
「は?何言ってんの?」
〈当時点〉
身長:173センチ 体重:59kg 胸:頑張れ!
【中2後期】
「......何でだろう.....何も変わってないような気がする.....」
いや、もちろん気がするだけだと思うんだけどね?何だろう.....成長率が悪いのかなぁ.....
カタカタカタ
う〜ん.....ネットにはストレスが成長を阻害するって書いてあるけど、別に最近ストレス感じてないしなぁ....強いて言えば、この惨状くらいかなぁ....
(ポテチでも食べようかな.....)
〈当時点〉
身長:180センチ 体重:68kg 胸:
【中3前期後期】
一言。
「おいテレビ番組ネット情報etc!話が全然違うんですけど!?」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「ん...ぐぅ....ぁ.....んん.....」
若干色付いたまぶたをこじ開けると、太陽の光がダイレクトに目に降りかかる。
私の目は、それに耐えきれずに思わず目を閉じ寝返りをうつ。
今日は月曜日だけど、季節は春と夏の狭間だ。今は多分5時半くらいだと思う。
その証拠に、7時にセットした目覚まし時計だって.....
ビビビビ ビビビビ
「........はぁ......」
目覚まし時計を止めて、布団から起きあがる。
「ふふぁぁぁ.......」
もう少し寝たいという気持ちを抑え、目を擦りながらリビングに向か
ドンッ
「痛っ......はぁ.....」
まったく、朝からやる気を削ぎ落とす事ばっかりだなぁ......
〈現時点〉
身長:200センチ
体重:85kg
胸:張っていこう!
超高身長ガールの高校生活!〜ペチャパイ女子の巨乳になる為の3年間は全て身長にいってしまい、今では身長2メートルです〜 赤はな @kagemurashiei
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。超高身長ガールの高校生活!〜ペチャパイ女子の巨乳になる為の3年間は全て身長にいってしまい、今では身長2メートルです〜の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます