第2話 中学の記録

 今振り返ると、生活の記録をきちんとつけておけばよかった。日記はすべて思い出になるのだ。記録をつけることの重要性を認識できていなかった。

卓球部に入った。小学校の時から、卓球をしていた連中が6人いた。彼らは、それを鼻にかけて、偉そうにふんぞり返っていたので、他の卓球部員から嫌われていた。例えば、試合で当たると舌打ちしてきたり、やじを飛ばしたりするのは日常茶飯時だ。

その状況で友達が怒って顧問の先生に報告した。

 すると顧問の先生が真剣にそいつを叱ってくれた。副顧問も「卓球がうまいからといって他人をけなすな」とその後で言ってくれた。1年生大会のレギュラーや他の団体戦のメンバーに選ばれた。30人いて選ばれるのは3分の1程度のため、快挙である。定期テストに関しては100番台だったが、塾に入って勉強するようになって、20番を取るようになった。総合点数が450点を狙えるようになった。

行きたい近くの高校はあったが、内申点で足切りを食らうとおののいていた。しかし、結果は合格した。卓球部の話に戻して、新人戦で3位という結果を残し、賞をもらった。ダブルスだったので嬉しかった。中学2年のころだ。当時、ダブルスのパートナーは失礼だが、俺のほうが実力が上だった。しかし、練習するうちに切磋琢磨し合って、向こうのほうが強くなっていった。

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とある男の自叙伝 狼男 @shinshin4445

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