2Xxx年より

@oto_to

2Xxx年 1月19日

まだこんくらいのちっちゃい頃ね?若い頃、16くらいだったと思う





テレビで不老不死になるぞっつって色んな食べ物取りに行ってるんですよ、30くらいの人が



んでそれにあぁこの人はメンバー、あ、アイドルのね?


メンバーの中で一番長生きして120くらいまで生きるのかもなーって思って


その時にね?たぶん計算してしまったの、頭の中でその頃自分は何歳だろうって。






どんな人生を送ったんだろうって
























一瞬頭を何かがよぎった音がして、私はすごく怖くなった































......何も考えれなかったよ、その瞬間だけ切り取られて何百年にも感じれた


思ったね、近年自殺する人が増えてるってのも分からなくはないって


私の頭の中を通っていったが、あの瞬間が何度も


それこそ1日に一回でも訪れて、万が一あの感覚の先に行ってしまえば




きっとその時死以外の選択肢は見えなくなる





昔の人にはきっと見えずらかったんだ、生きるのに最低条件があって必死に足掻かなきゃいけなかった時代


でも今は違うよ、少なくとも俺の時は違った


...違うな、俺とかそう言う話じゃなくて、その時の

現代を生きる人達だ



あの世界を見てしまった、取り込まれた人...は戻ってこれないかもしれないけれど


今でもきっといるんじゃないかな?昔とは異なり平和だからこそ未来に生きてしまった人が


俺が居た世代はきっとそういうモノを見やすかったんだと思う


今は...断定はできないけどきっといる、証明は"今"を生きてる子達にしかできないんだろうね


そんな子達に伝えたい事は、事は、あ〜






...何にもおかしい事じゃないんだよ、きっとだれしも見てしまうモノなんだ


俺も見たことがある、きっと俺よりもっと先に生きた人たちも



「見てきたからこそ言えるんだ、大丈夫、なんとなく生きていれば、見えなくなっている、そういうものだよ」






その言葉は彼が伝えたかった言葉なのか、誰かが言って欲しかった言葉なのか、この記録から読み取る事はできない

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

2Xxx年より @oto_to

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ