第5話 希望を抱く

レイン視点です



冒険者になって3ヶ月。

初めて、合同クエストを受けてみた

メンバーはAランクのパーティーと、Bランクの冒険者。


作戦は二人一組で殲滅する。というもの、

果たしていけるのだろうか。

私の相手は私と同じBランク冒険者で、名はルナということらしい。


ルナは私の事をレインさんと言った。

冒険者のなかでは珍しい。

だから「ルナと呼ぶからレインと呼んで」と

言った。

「レ、レイン行こうか」

まだ慣れてないのかな?

「了解」

と返事した。


だがいざ戦闘してみるとルナは、かなりのサポートだ。

よく周りを見ていると思う。


すると5体ほど倒したところで後ろから、

「"レイン後ろに離れろ"」

と声と同時に私は避けたつもりだが攻撃が当たって倒れてしまった。

すぐさま、私は、アランに回収された。

アランに抱えられ体力を回復してもらった。

アランは私にグランたちに助けを呼べと言った。

だがあれはキングオークらしい正直アランが勝てるとは思わない。

目の前で人を見殺しにする趣味は、私は持ち合わせてない。

だが正直二人で勝てないのも事実だ。

だから信じて私は「助けが来るまで生きてね」と言い残し、

グランたちのもとへ全力で走り出した。 


道中のオークを無視しグランたちに合流した

「ルナがー」

事の経緯を説明した。

「キングオークか俺たちでも厳しいかもしれん、急ぐぞ」


来た道を走り抜けルナに合流した。

そこにはキングオークを瀕死にしたルナとキングオークがいた。

「"みんな"、キングオークに目掛け最大火力で攻撃を放て!」とグランが言ったと同時に一斉に攻撃を放った。


すぐさまルナのもとに向かう。

ミランが「ルナ、まだ助かるよ」と言った。


その一言でほっとした。

「みんな!早く帰るぞ」の一言で、私たちはものすごいスピードで冒険者ギルドに帰った。



冒険者ギルドに着くとルナの治療を行った、

医師によると数日で意識が回復し、全治3ヶ月ということらしい。


本当に良かった。















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Bランク冒険者の俺があの副騎士団長とパーティーを組むなんて誰が想像出来ただろうか LAN/らん77o @LAN77o

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