豚姫様とは呼ばせません!

作者 とうか さや

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★★★ Excellent!!!

主人公のレティシアに、思わずくすっと笑ってしまう作品です。
一話目から好感が持てますし、レティシア姫の前向きかつ、ちょっぴり「世間知らず(?)」な性格に思わずほおが緩んでしまいます。
年末のおともに、いかがでしょうか。元気の出る作品です!

★★★ Excellent!!!

豚姫様のまわりにはいつも素敵な出会いが待ち受けています。これは、彼女の純粋無垢な人柄から引き寄せる必然的な出会いなのです。

体型のせいで侮辱され、傷つくこともたくさんあるのですが、そばにはいつもイケメン執事ノエルがいます。彼は全力で彼女と、彼女の食を守ります!
狂っているようにも思われるほどの愛が彼にはあるようです。
私もノエルに守られたいなぁ、そう思わせられる作品です!

★★★ Excellent!!!

ぽっちゃり体型のレティシアは、イグドラシル聖王国のお姫様。体型のせいで城を追放され、辺境にある塔に幽閉されていた。不自由なく暮らしていた彼女だったが、使用人が影で自分を「豚姫様」と呼んでいることを知り、ダイエットを決意する。しかしそんな折、突如、塔を襲撃する者が現れて……!?

塔から逃げ出したレティシアは、執事のノエルと共に城を目指して旅を始めます。長年塔に閉じ込められていた彼女は、さまざまな場所に立ち寄り、人に会い、自分の世界を広げていきます。

時には出会った男性と、ドキドキな展開になることも!?

また、時には自身の体型のせいで傷つき挫けそうになりながらも、必死に前を向こうとする姿には、読んでいて元気をもらえました。

文章も丁寧で、作者様がこの作品を大切にしていることが伝わってきます。

お姫様の旅はまだ始まったばかり。
これからどんなことが起こるのか、続きが楽しみな作品です!