第4話

「消えろ————————ッッッッッッ!」

キーンッ、と空から現れたのはファンタジーの世界からやってきたかのような少女だった。

「消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」

少女は大剣を振り回して相手軍を惨殺していく。

そうして、「終わらせよう、こんな世界。二人で!」と微笑み手を差し伸べる。

———。「嗚呼、終わらせてしまおう、こんな世界」

「撃て、撃て撃て撃て撃て撃て撃て撃て撃て撃て………撃てぇぇぇぇ!」

「フン!」一振りで相手を圧倒する。勝負の隙すらない。こんな力、俺にあったんだ。

「引くな!!!攻めろ!!!攻め続けるんだ!」

「バカだな。攻めたらその分死人が出るんだぜ?そんなこともわからないのか」因果逆転————終末世界!!!!!

又、時空我、歪夢(また、じくうが、ゆがむ)————


「ただい……ま」

焼けこげた風景に一人佇む女の子。

「何があったんだよ」と肩に手を置くと「触らないでこの人殺し」と。


そう、彼は知らないのだ。未来が変わった事を。

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生まれ変わっても、ニューゲームで心機一転やり直す あさのたけし @ggang_745

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