第6話 神との遭遇、嫌われし神
俺は気付くと一面に青い薔薇の咲いた不思議なところにいた...
「ひとまず助かった...のか...にしても綺麗だな...確か花言葉h「神の祝福...そして、絶望。後、触らないほうがいいよ。君のためにもね。」」
俺がバラに触れようとすると金縁眼鏡をかけ白い法衣を身にまとい緑の目しまいには髪色が青のなんともバラバラな男が現れた。
「その花は『神成草』またの名を『三年華』だ。しかも生きてる状態のね。」
「生きてる...状態...なんか問題でもあるのか?てかあんた誰だよ。」
花は生きてる状態以外で植えられてることなんれないだろう、しかも咲いた状態でだ。
「うんうん、僕にそんな口調ができるとは...いいね気に入った。」
一人楽しそうにつぶやく男はどこかイラッと来た。
「教えてあげよう、その花は咲くと今の状態になる。その状態で触れると髪が白くなるんだ。そうなった人間はとても強くなる。人はそれを神に成るための草そして神が祝福する草として崇めた。」
「ならなおさら触ったほうが...「この話には続きがある」
未だに名も知らぬ男は急に声色を低くした。
「でもね1年を過ぎると段々と魔力が減っていく、体力が落ちていく。2年も過ぎると元よりもステータスが下がっていくんだ。そして三年が過ぎたある日眠るようにすぅーと死んでいく。とある国がこの事実を発見し枯れた状態が特攻薬と知るまでにいくつの国が滅んだか...そんな花なんだよ。ここに咲いてる理由は僕の魔力を抑えてくれるからだね。」
ヤバイ花だった。しかしこいつそんな花でないと抑えられないって何もんだ。
「そうか...名乗り忘れていたよ。魔法と知恵の神イムホテプだよ。よろしくぅ」
「ふぅん、神様のイムホテプさんね...神ィィッ!?」
「面白い反応だね。最高だ」
イムホテプと名乗った神はケラケラと笑ってる
「ほんとにあんた神なのか?」
「あぁほんとさ。」
「なら、俺は...そうだ、俺はダンジョンにいたはずだろう!なんでここに!おじさんはおじさんは大丈夫なのか!」
俺は気がっせてしまい質問を重ねた
「ふむ...少し見てみよう」
自称神は手に持っていた本を開いたかと思うと覗き込んだ
「ほうほう...すごいな。へーこんなところに...なるほど」
「うん大丈夫そうだ。少なくとも生きてるよ」
「よかった...でも俺死んだかぁ。痛くなかっただけ良かったかな」
ひとりでにホッとしてると神は不思議そうに言った
「なんでだい?君は生きてるよ」
「やっぱり生きてるよね...へぁ?!!」
「やっぱり面白いなぁ。さて本題に移ろう君をここに呼んだ理由はね...」
いまだ混乱から抜け出せない俺に神は一言
「同僚の尻拭い!いやー困っちゃうね☆」
は?
「いやね?輪廻の女神が召喚時に間違って君に魔力与えすぎちゃってさー。スキル付けられなかったんだよねぇ。」
「で、輪廻の女神に説教してたら君死にかけてんじゃん。だからここに爆速で呼んだんだよね。
「ふーん。そうかい。オラァ!!!」
俺は神様を...殴った。気分爽快だぜ
異世界の空間魔法物語 @oriharukonn
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