巨大な刀に異質な兜を装備した者が次の相手になりそうという、その上で得物が見えないというのはどういう事か、また苦戦しそうな。
そして絵をどの様に見立てるかという行為が武術の道に繋がるという、定石に囚われず発想を飛躍させろという事なのか、なかなか趣深いなと思う次第。
そしてヲリョウに打たれるマサナ、気が抜けている時はかなり抜けてるんですねこれは。
作者からの返信
九十九清輔さん、いつも応援ありがとうございます。次の相手は、一番ファンタジー感が強いかもしれないので、ご期待ください。マサナについては「いざと言うときしか役に立たない男」ということで(笑)
編集済
毎回毎回、ハッとさせられる、きらめくような文章にうならされます。
前回の「これは、選んだというより、そういう剣の道に選ばれたというのが正しい」や、今回の「良い職人は仕事の見事さだけではなく、仕事をする場所や所作の音すらも心地よいものに変えるのだ」など……。
そして、墨絵の教えは、自分がまるで道場で教えを受けているような、厳粛な心地にさせられました。「ちゃんと今、お前は心の内と向き合った。だから、そう答えられた」
前にも書かせてもらいましたが、世界観の深さが、実に心地いいです!
作者からの返信
花純さん、いつも応援ありがとうございます。職人のくだりに共感いただけて、大変うれしく思います。また、師弟モノとしての世界観を感じ取っていただき、書いてよかったなと思いました。