ギリギリの勝負にて「円」の動きを悟ったイオリは、見事にその奥義で相手を打ち倒した! ……のでは無かったんですね>< マサナの思い描く「円」の極意を、イオリは曲解して完成させてしまったという、一応は到達点なのかもだけれど、やはり得物を差し出して素手で仕留めるというのは違うんですね。
マサナが伝えようとしていた「円」の動き、これは相手の攻撃に合わせて自分の立ち位置を入れ替え同時に刃の向きも変えて対応する、攻防一体という感じなのかなと。
作者からの返信
九十九清輔さん、いつも応援ありがとうございます。そして、レビューまでいただき恐縮の至りです。未熟は未熟の工夫を重ねて「技」になるということから、イオリなりの成果という形になります。一段くらい、階段をすっ飛ばしてしまいましたが(笑)
正円の中心が空(くう)とは、イオリの独特な解釈が面白くて思わず微笑んでしまいました!戦いの中での無我夢中さや、師匠とのコミカルなやり取りも、家族のような温かさが伝わってきて、とても和みました。
作者からの返信
悠鬼よう子さん、いつも応援ありがとうございます。「家族のような温かさ」とコメントいただいておりますが、まさにそんな雰囲気を描かればなあと思っていた作品であり、大変嬉しく思います!