最終話、次に繋がる物語
それから何事も問題なく平和に月日が流れた、最初は色々と大変であったが何とかなり暮らしていた。
ユリアちゃんも戸惑いながらも徐々に慣れてきて今では普通に過ごせるようになった。それにしてもこの街の人たちは皆が良い人すぎるからこちらとしても助かっており本当に来て良かったなと感じていた。
そんなある日にユリアちゃんから出かけないと誘われた。確かにここに安定をするまで全くも遊んでいなかったから遊ぶのもありだなと俺たちは遊びに出かけた。
遊びに行く場所はこの街には多くあり元の世界であった施設なども存在しておりゲームセンターやカラオケなどもあり元の世界に帰ってきたのではないかと思うぐらいで備わっていた。
これらは蝮さんが作り出したものらしく楽しめる施設を出来る限りに作り出したというのだ。でもその作り出した本人は忙しくて全くも利用できていないとか。
その話を聞いて蝮さんって社畜の素質があるなと思いながらも俺たちは利用する事にした。
そこには元の世界にあったゲームなどが並んであり懐かしいなと思いながら楽しむ事にした。
ユリアちゃんも楽しんでいたので良かったなと思いながら蝮さんは今頃、何をしているのであろうかと考えてしまった。
蝮さんにはお礼を言いたくてもあれから会う事はなく2年ほどの月日が流れて未だに会えていない。
きっと生きているだと思うけど蝮さんはもしかして今でも誰かの為に戦っているのかもしれないなと思うようになった。
ここにいる人たちも殆どが蝮さんに助けられてここなら平和に暮らせると言われて流れてきた人たちが殆どで俺はびっくりとしたけどすぐに納得した。
だからこそ俺たちも次に来た人たちを助けてあげようと思っていた。ここは何処にでも生きていくことができない人たちが最後にたどり着く場所だと俺はそう考えている。
本当に蝮さんは凄い人だなと思ってしまうけど蝮さんに詳しい人は確かに凄いところはあるけどそれ以上に面白い人だと言う人が多くいた。
でもその気持ちは分かる気がするなと感じていた、ユリアちゃんはあの人の本心が出ている時はあんまりなかったから分からないかとしれないけどあの人は話すのは好きだしネタもかなり好きな人だからそれは分かる気がする。
俺も話している時にネタを色々として楽しんでいたからユリアちゃんももし蝮さんの詳しく知っていたら更に良かったと思うけどこればかりは蝮さんが色々と警戒心が高いから仕方がなかったかもしれない。
それにしてもユリアちゃんも楽しめているの見て来て良かったなと感じていた。他にも水族館なども存在しておりこれらを土台を一人で作り出したというのだから蝮さんの努力は計り知れないばかりであった。
そんなことを考えているとユリアちゃんがこれで遊びましょうと言って俺を引っ張って誘導をしていた。
こんな日々も悪くないなと俺は嬉しいかなと思いで平和な日々を過ごした。
そして更に月日は流れて俺はユリアちゃんと間に子供が恵まれたのであった。生まれてきた時には本当に言葉にならないぐらいに嬉しかった。
ユリアちゃんに似ていて滅茶苦茶に可愛かったこの子が嫁に行くと言ったら間違いなく号泣するぐらいに可愛いのだ。
この幸せを必ずに守り通してみせると決意を固めて俺は必死に頑張っていた。
そして街の一員として街の周りを警備していたある日に街の周りに見たこともない人物が現れて俺は警戒をしながら向かっていくとそこにいたのは少女がおろおろとしながら俺に対して話しかけてきた。
「あの・・・ここに来れば私は当たり前の幸せが手に入るかもしれないと蝮兄さんに言われてきたのですけど間違っておりますか」
それを聞いた俺は笑みを出していいや、蝮さんの言う事は正しいと思うよと言いながら俺はかつて俺達がしてくれたように今度は俺がそうしてこの街に流れ着いた少女を案内を始めたのであった。
すると少女はどうしてみたこともない私を信じてくれるのですかと聞かれたので俺は返事を返した。
「そうだな、かつて俺と嫁に対してこの街にいた人たちが優しくしてくれたからかな?俺もこう見えて数年前に今の君みたいに流れ着いた者なのだ。蝮さんに導かれてね、深いことは聞きはしないから。君もきっとこの街は気に入ってくれるはずだよ。慣れるまでに少しばかりは大変かもしれないけど」
少女は泣きそうになりながら本当にこの街に住んでも良いのですかと泣きそうになりながら聞いてきて俺は勿論だよと答えて少女を街に案内をさせてあげるのだった。
そしてこの街が後の世で大きな役割を果たして歴史に残ることになるのだけどそれはまた別の話であり彼を中心とした物語はここで一旦、終わりを迎えるが彼と妻となった一人のサキュバスの平和な幸せな日々はこれからも続いていく事になるのであった。
幼馴染とか寝取られた俺の残された夢はサキュバスや吸血鬼にレベルドレインをされる事だ!! 人中の蝮 @atkeda
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