第4話 辰年にお会いしたい神様
2024年は辰年。龍は神として崇められ、全国にも縁の神社が多い。
イザナミが火の神を産んで命を失い、夫イザナギが息子の火之迦具土神(通称カグツチ)を殺害したことは前述の通りだが、カグツチを斬り殺した際柄に溜まった血から生まれたのが『闇龗神』(くらおかみのかみ)です。
龗は龍を意味するので、闇龗神は龍神様です。
龍は水を運ぶもの、水は作物を育てるために必要なもので、稲作文化の日本と龍神は密接に関わってきました。
数年前には龍神信仰が結構ブームになり、龍神に好かれると物事がうまくいくとか、出世したり成功すると言われ啓発本もいっぱい出ていました。
スピリチュアル大好きなスピ女の私は、大型書店に足繁く通い龍神様の本を買いまくり読破していました。
ジュンク堂書店は品揃え充実してましたねー。
今年は辰年だからこそ、龍神様縁の神社を巡ってぜひ龍のパワー、ご加護を得てみてはいかがでしょうか?
私は初詣で2か所、闇龗神が祀られている神社に行ってきました。
ひとつは大阪府岸和田の山中にある
『意賀美神社』(おかみじんじゃ)
こちらには龍神様がいるという、雨乞いの滝があります。
近況ノートにお写真またまた載せておきます。
よければご覧ください。
余談ですがこちらに参拝した後、一緒に行ったいとこが正月早々競馬で20万当たりました☆
龍神様パワーすごいねー、と喜びあいました。
もうひとつは大阪市阿倍野区にある
『阿倍野王子神社』
陰陽師安倍晴明を祀る安倍晴明神社のすぐ近くです。
水の神を祀る末社に、闇龗神のお名前がありました。
清明神社は京都が有名ですが、大阪の清明神社は安倍晴明出生地と伝承される地で、産湯の井戸もあります。
お母様の狐の姫君の碑もあり、清明ファンにはたまらないスポットです。
はじまりの島、国創り神話から誕生した神々は、こうして日本中で祀られ、今もそっとあなたのことを見守っていることでしょう。
新年とかお祭りの時だけでなく、いつも行き来する途中の神社や、辰年龍神様縁の神社でそっと手を合わせ、感謝の言葉を伝えてみませんか?
それだけできっと、心晴れ渡り空を見上げたくなる気持ちになるでしょう。
そして日本神話の物語をもっと知ってみませんか?
神様の世界もあー、他の神様との関係や親子、兄弟のいざこざ、もしくはあやうい恋の橋渡しなど、自分と同じようなことで悩んだり大変な想いしてきたんだな〜と知ると、くすっと笑えたり、ちょっとは大丈夫、と心が軽くなるかもです。
そんなわけで、また別枠で神様ゴシップ記事とか書いたら叱られるでしょうか(汗)
いやいや、日本の神様そんなに心狭くないはずです。
無関心よりかは、話題にしながら敬うことで、神様との交流が生まれると私は信じています。
もしよろしければ、続きまたどこかでお逢いましょう。
(どこかでってカクヨムでしかないですよん、カクヨムオンリー派なので)
最期になりますが、この度の震災で被災された皆さまにおいては、心よりお見舞い申し上げます。
再び平穏な地となることを、国創りの神々にも祈らずにはいられません。
ご覧くださったすべての方々に、
龍神様のご加護がありますように。
1月11日午後11時
風間絆名
はじまりの島で知るおもしろき神々の世界 風間きずな @kazama_kizuna
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