第7話
「ヨミ、学校外で虐められたらなにも意味ないでしょ」
「・・・っ、そうだね。もしかして宮城さんが呼んでくれたの?」
「・・・そうよ」
・・・正直信じられない、でも近くに宮城さんしか居ないから信じるしかない。
「信じられないって顔ね」
「・・・うん・・・助けて貰ったのにごめん正直そう思った。」
宮城さん・・・サライとは一時期とても仲が良かったが、急に虐めっ子に変貌して、俺を虐めた中核に居た人物だ。
あと何より、妹ととても仲が良かった。俺と妹なら絶対に妹を選ぶようなやつなのに。
「まぁ、過去の私が悪いからね」
「・・・とりあえず助けてくれてありがとう」
「助けてくれてありがとう・・・か」
まさか、何か
「何か、この恩を返せとか言わないわよ。」
読まれる。完全に読まれてた。
「・・・よみ、今更だけどさ」
「何?」
「あの時、虐めてごめん」
「えっ??」
ーーーーーーーーー
過去編
「ヨミってさ、みよちゃんのことをさ」
俺を虐めるようになったサライはとことん俺をボッチになるように噂をばら撒き集団で悪口を言われるようにした。
「ヨミ、来ないだね、神奈ちゃんのことをね」
平気で言ってもない嘘を振り撒いた。
「ヨミ、それ嘘のラブレターだよ。マジウケるんですけど」
「・・・」
平気で騙してきた。
「お前、サライちゃんになんてことをするんだよ」
「なんのこと?」
嘘の噂のせいで集団で暴力を振られることがあった。
「お兄ちゃん、サライちゃんになんてことを」
「そうなの、みよちゃん、ヨミ本当に最低なんだよ」
妹も協力して嵌めて来た
ーーーーーー
そんなサライ・・・宮城さんが謝罪??
「色々と度が越えすぎたわ、ごめんなさい」
まじでありえない。
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【誤字修正前 05:32】虐められたから転校したが双子の妹や幼馴染達が追いかけてくるがもう遅い。 激 辛 @eaconnn
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